>x4守るべきものを持つ強さ(下)
投稿者: etranger3_01 投稿日時: 2005/06/24 10:28 投稿番号: [73867 / 118550]
だから、人民の大半は、本当の民主主義がどんなものかも、どのような自由が保障されるのかも、どのような権利があるのかも、どのようにしてその権利を行使するのかも、わからないでいる。何しろ、民主的な権利を行使しようとデモなどを起こすとしても、鎮圧され取り締まれ、挙句には投獄までされて秘密裏に処刑までされてしまうんですからね。そうした体制下でずっと生きてきた人が、新しい政府のことを簡単に信用すると思いますか?俺は、信用できないと思います。先進的な民主国家で選挙があって政権交代が起きたのとはわけが違うんです。民主的な手続きを経ていまの政権が選ばれていたのだとしても、イラク人民からすれば“最初の試み”でしかありません。
政権が誕生して、しばらく様子を見てみて、彼らにとって「侵略者」であるアメリカにべったりな政権であるということがわかってきたら、人民はなんらかの形で叛意を見せると思いませんか?そして彼らには、そうする正統な権利があります。
問題はその“形”であり、政府に対して抵抗するのに同胞のイラク人をテロに巻き込むのは手段として正統性を欠きます。そこで、政府の統制側(軍・警察など)と連合軍に的を絞って抵抗運動を繰り広げる。これは、抵抗の“形”としては正統であり、普遍的正義に基づくものであると俺は考えます。貴女が問題にしているのは、そうした人民の叛意を利用するテロ組織や旧バース党政権の残党勢力でしょう。彼らによるテロと、人民による抵抗運動としての暴力行為とは分けて考えるべきだと思います。
「抵抗者」たちには、自らが認めない政府、そして外敵に対して抵抗するという普遍的正義があります。テロリストたちには、当然これがありません。そして「抵抗者」である人民にとって「侵略者」とされるアメリカ兵には、本来そこに駐留してよいとする正義すらないのです。アメリカ兵が掲げる正義は、それが外国の領土で掲げるものである限り、そして現時人民の多くの支持を得ない限り、普遍的正義ではなく、アメリカの正義でしかないのです。
毎度のことながら、とんでも長くなってしまってすいません。ではしばらく仕事に専念します。失礼しますm(__)m
《了》
これは メッセージ 73866 (etranger3_01 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/bpa5a4a5ia5afipno9tbbh_1/73867.html