対イラク武力行使

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>パピヨン犬の番犬のような自由と平和 Ⅱ

投稿者: theme_from_papillon 投稿日時: 2004/12/29 17:41 投稿番号: [60846 / 118550]
>>・・・これは一部の集団による大規模テロが可能な科学技術の発達した未来社会において、その可能性の芽を摘み取るための人類の自己防衛システムでもあるのだ。

>   確かに番犬生産自動システムが世界中で稼働中で見苦しい番犬がテロ国家の蛮行を擁護するために尻尾をふりきゃんきゃん吠え、そのブザマさはまともな人間を心底絶望させる。

もう少し、詳しく書いておこう。
http://www.imd-g.com/Debate_on_Iraq.htm
より抜粋

はっきりしていることは、イラクが民主主義国家であったなら、今回のような問題は起きないということだ。

現代の国際社会は個人的独裁国家が大量破壊兵器を所有することを禁止している。
だが、時代が進み国際社会が成熟すれば、個人的独裁国家そのものが禁止されるだろう。
それは人道的見地からだけではなく、個人的独裁国家でも核兵器などの大量破壊兵器を入手できる時代に
なるからだ。

核爆弾が簡単に造れるようなら人類社会は成り立たない。
これが国民の総合的な力を以って初めて可能であるように仕組んであるのは、地球に生命を誕生せしめた同じ
自然の知恵が働いているように思える。
(核爆弾が実際に使用されることがあるとすれば、かつて恐竜を絶滅させた小惑星の衝突を回避するための手段や、
宇宙で資源を掘り出すときに使うことなどであってほしいものだ)

しかし、学問や技術の発展の行く末を考えれば、やがて、個人的独裁国家のレベルでも携帯型核爆弾までも製造できる
時代が到来するだろう。また、遺伝子工学の発達により、国家レベルの研究施設があれば、強力で大量の生物兵器も
製造できるようになる。いずれも大規模テロを容易にする兵器だ。

大量破壊兵器が大都市で使用されても、誰が指揮したかもわからない未来社会を想像してみてほしい。
残忍な独裁者の良心に期待し、機嫌を損ねることのないように心配しながら、日々を送らなければならない状況が
いかに危険なことであるかを知るためには悲惨な経験が必要なのか?その前にそのような国家が消滅するのだろうか?

現代では、攻撃を受けてもいないのに武力行使するのは国際法違反と言う人もいるだろうが、正体を明かさぬまま
大規模攻撃が可能になる時代には、もはや通用しない。かと言って、疑わしい国家であれば先制攻撃をしても
構わないというわけにもいかない。
このようなジレンマによる圧力が民主主義を世界の隅々にまで浸透させることになる。

遠からず全世界に民主主義は行き渡る。

近代民主主義は市民の反乱で獲得された起源を持つが、それにも耐える近代的な兵器で武装し、厳重な
相互監視体制を敷いている恐怖政権であっても、民主主義の巨大なうねりの前には無力である。
我々はそのうねりが独裁政権を呑み込む過程を目の当たりにしているのだ。

しかし、いかに民主主義のうねりが巨大でも、個人的独裁国家が大量破壊兵器を一旦、持てば外部からの圧力で
民主主義国家にすることには計り知れない危険が伴うだろう。
イラクは、土壇場になって、査察受け入れなどの譲歩を示した。それが大量破壊兵器の完全廃棄を伴うものであったか
どうかは、わからないが、米国が開戦を覚悟の差し迫った軍事圧力をかけていなかったなら、そういうこともなかっただろう。
製造する技術が温存されているのに、一時的に廃棄を強制したところで、その危険性がなくなったわけではない。

現代の我々の感覚では、他国の自由など、危険を冒してまで獲得する価値はないように思えるかもしれない。
だが、国際交流がこのまま進み、国際社会が成熟すれば、いずれ、他国の民の自由も尊いものに思える日が
来るだろう。これも個人的独裁国家を消滅させる力になる。
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