対イラク武力行使

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アルジェでの経験…シルバーさん 1

投稿者: moriya99 投稿日時: 2004/11/27 04:53 投稿番号: [58358 / 118550]
シルバーさん、サッカーさん、とするべきところです。スペースが足りないのでサッカーさんが書けなかった。

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異なっているといわれている民族・部族同士がお互いに殺し合いを始めてしまった場合や抑圧的な国において、その国の政府自身が自国民を虐殺し、それに対し、反体制派が抵抗しているといったような状況に対し、国際的な軍事プレゼンスを駐留させ、殺し合いを止めさせるための平和維持即応部隊についてのお話です。
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この内容を理解すると、なぜ、フランスあたりから、EU平和維持即応部隊の構想が出て、来年発足することになっているか、分かる気がします。

また、イラクからアメリカ軍が撤退すると、後の収拾ができない…、混乱が増すという意味のことを言う人がいる。なぜなの?アメリカのやり方に対して、抵抗しているだけなんだから、アメリカ軍が引けば抵抗は治まるのじゃないの、なんですけど…。

フランスは旧植民地だったアルジェリアを解放した経験があるんですね。解放というと聞こえはいいですが、実際に頑張った後、破れて、油田なども、アルジェリアのものとして返し、植民地支配から手を引くんですね。そこまでは、良く知れている。

だが、その後があるんですね。フランスが手を引いた後、混沌とする。フランスが手を引いたのは1962年ですが、なんとアルジェリアでまっとうに選挙ができるようになったのは1991年と言われているんですね。自決権をもぎ取った筈のアルジェリアで内紛というか、正規政府が政府として機能しない。いろんな勢力が入り乱れて、虐殺や武力紛争が続いてアルジェリアは、経済もすっかり疲弊し訳がわかなくなる。血が流れ続ける。

おそらく、この事例などを意識して後が混乱する、と言っているのでしょう。

この経過には、二つの面があります。フランスからみてですが…。

フランスはアルジェリアを治めようとして、アルジェリアの抵抗に対して軍を投入する…。徴兵まで行なって50万人という兵力を投入する。さすがに曲折があった後ですが軍事的には勝ちますわ。だが政治的には破れる。アルジェリア側の抵抗…、国内の政府批判の激化…。ほとほと政府は疲れ果て、油田などもアルジェリアにも渡して、手を引くんですね。

ドゴール時代ですから、フランスでは、現在のEUの先駆的な機構 la CEE (欧州経済共同体かな)が発足していた。こちらはなんとしても成功させなくてはならない。アルジェより優先順位が高い。アルジェリアからの完全撤退の決断の裏には、それもあったと思う。実際、撤退した結果、植民地支配の重圧から解放されて、フランスは楽になる。CEEも軌道に乗って、経済なども良くなって行くんですね。そして、現在はEUにまで成長しているのは周知の通りです。
そこまでは良かった。アルジェの勝利は賞賛される…。

ここで、第二段階の悲劇が起きる。当のアルジェリアが内紛状態になってしまう。選挙などをやっても、反体制勢力ができていて、武力で選挙を無効にしてしまう。できなくしてしまう、など混乱が続くんですね。虐殺や遺体をさらし者にするなど紛争が日常化してします。折角の油田も生きないで経済も疲弊状態のまま。こんな状態が30年も続く。

(続きます)
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