>>石油利権が目的なら
投稿者: soccerdaisuki2004jp 投稿日時: 2004/09/07 15:40 投稿番号: [53013 / 118550]
横レス失礼!・・・石油について書いてみました。
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先日は「華氏911」が、イラク戦争の「開戦理由」と言う意味で、少し石油に求めすぎているのでは?と記した。しかし、それは「それが全てでは無い」と言いたいだけで、「それも一つと」言うのが私のスタンスだ。
アメリカにとって石油とは何か・・・アメリカの石油に対する基本姿勢は「資源温存」である。自国の石油資源と外国から輸入品を上手に使い、資源を温存するのが基本である。また、こんな側面も有る。
アメリカの電力を賄う発電元ととしての石油は、ほんの数%にしかならず、その多くを石炭・原子力(無理やり稼動させ始めた様だが・・・)天然ガスに依存している。勿論自動車を始めとした内燃機関向けのエネルギーは石油製品が中心であるが、現在ある油田やイラク以外からの輸入で十分OKであり、長期的に見れば燃料電池開発による脱石油への動きも加速している現状である。燃料電池は、多量の電気エネルギーを必要とするが、石炭はまだまだ十分有り、オイルシェルやメタンハイドレートと言った新しい資源も十分に存在する。拠って、アメリカ言う国は、それほど石油に固執していないと言う説は、多少なりとも説得力を持つと言う事である。
さて、アメリカと言う国は石油を渇望しているわけではないと言っても、それでは所謂「メジャー」はどうだろうか?一転、メジャーとしてはイラクの良質で埋蔵量も多い石油は、魅力が有るに決まっているのである。メジャーは、中東で産した石油をアメリカにだけに運んでいるわけではない。メジャーの活動がワールドワイドなのは、日本にあるガソリンスタンドのマークを見れば一目瞭然である。・・・アラビア石油とは違うのだ・・・
恐らく、戦前、イラク石油公社が握っていた利権は、メジャーに移るだろうが、業界団体である石油産業調査財団の会長ラリー・ゴールドシュタインが言った「もし我々が戦争するなら、それは石油のためではない。だが戦争が終わったその日から、全てが石油のために動くことになる」と言う言葉がここでは、説得力を持ってくる事となる。
しかし、ここでこんな見方も出来る・・・果たして、多くの犠牲(人的・物的・金銭的)を払って油田を取りに(盗りに)行くほどの採算性は有るのか?と言うことである。石油の為だけに戦争をするのでは、確かに割りに合わないと言えるだろう。だが良く考えてみれば、植民地や国土獲得の戦争でも無い限り、帳簿上明らかに黒字となる戦争なんて有るわけが無い。アメリカにとって、中東に直接力を示せる橋頭堡が築ける事は、採算を度外視しても魅力的なことであろう。それに加えて石油利権と、ホワイトハウスやペンタゴンが多数の役員や顧問を送り込んでいる兵器製造会社に儲けが入ってくれば、それはそれで良い事なのだ。
それではこのまま中東に、アメリカにとって都合の良い「平和」が訪れるのか?
政治的に見れば、民主主義の主人公となるイラク国民が親米・親イスラエルになるか(なる訳は無いと思う・・・)
軍産複合体は、またぞろ新しい在庫処理場所を求めて旅立って行くのではないか?
更に、利権を手に入れたイラクの油田の事だ・・・
油田の開発・維持・管理は現地の人間との協力関係無しにはどうにもならない。それは、メジャーも十分承知のはずだ。はたして、戦争で「奪い取った」油田を、本気でイラク人が動かしくれるのか?テロの標的にされるのがオチでは無いか?・・・本当に心配な処だ。
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先日は「華氏911」が、イラク戦争の「開戦理由」と言う意味で、少し石油に求めすぎているのでは?と記した。しかし、それは「それが全てでは無い」と言いたいだけで、「それも一つと」言うのが私のスタンスだ。
アメリカにとって石油とは何か・・・アメリカの石油に対する基本姿勢は「資源温存」である。自国の石油資源と外国から輸入品を上手に使い、資源を温存するのが基本である。また、こんな側面も有る。
アメリカの電力を賄う発電元ととしての石油は、ほんの数%にしかならず、その多くを石炭・原子力(無理やり稼動させ始めた様だが・・・)天然ガスに依存している。勿論自動車を始めとした内燃機関向けのエネルギーは石油製品が中心であるが、現在ある油田やイラク以外からの輸入で十分OKであり、長期的に見れば燃料電池開発による脱石油への動きも加速している現状である。燃料電池は、多量の電気エネルギーを必要とするが、石炭はまだまだ十分有り、オイルシェルやメタンハイドレートと言った新しい資源も十分に存在する。拠って、アメリカ言う国は、それほど石油に固執していないと言う説は、多少なりとも説得力を持つと言う事である。
さて、アメリカと言う国は石油を渇望しているわけではないと言っても、それでは所謂「メジャー」はどうだろうか?一転、メジャーとしてはイラクの良質で埋蔵量も多い石油は、魅力が有るに決まっているのである。メジャーは、中東で産した石油をアメリカにだけに運んでいるわけではない。メジャーの活動がワールドワイドなのは、日本にあるガソリンスタンドのマークを見れば一目瞭然である。・・・アラビア石油とは違うのだ・・・
恐らく、戦前、イラク石油公社が握っていた利権は、メジャーに移るだろうが、業界団体である石油産業調査財団の会長ラリー・ゴールドシュタインが言った「もし我々が戦争するなら、それは石油のためではない。だが戦争が終わったその日から、全てが石油のために動くことになる」と言う言葉がここでは、説得力を持ってくる事となる。
しかし、ここでこんな見方も出来る・・・果たして、多くの犠牲(人的・物的・金銭的)を払って油田を取りに(盗りに)行くほどの採算性は有るのか?と言うことである。石油の為だけに戦争をするのでは、確かに割りに合わないと言えるだろう。だが良く考えてみれば、植民地や国土獲得の戦争でも無い限り、帳簿上明らかに黒字となる戦争なんて有るわけが無い。アメリカにとって、中東に直接力を示せる橋頭堡が築ける事は、採算を度外視しても魅力的なことであろう。それに加えて石油利権と、ホワイトハウスやペンタゴンが多数の役員や顧問を送り込んでいる兵器製造会社に儲けが入ってくれば、それはそれで良い事なのだ。
それではこのまま中東に、アメリカにとって都合の良い「平和」が訪れるのか?
政治的に見れば、民主主義の主人公となるイラク国民が親米・親イスラエルになるか(なる訳は無いと思う・・・)
軍産複合体は、またぞろ新しい在庫処理場所を求めて旅立って行くのではないか?
更に、利権を手に入れたイラクの油田の事だ・・・
油田の開発・維持・管理は現地の人間との協力関係無しにはどうにもならない。それは、メジャーも十分承知のはずだ。はたして、戦争で「奪い取った」油田を、本気でイラク人が動かしくれるのか?テロの標的にされるのがオチでは無いか?・・・本当に心配な処だ。
これは メッセージ 52985 (spica_022 さん)への返信です.
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