対イラク武力行使

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軍民の連携

投稿者: need2003jp 投稿日時: 2003/12/18 16:52 投稿番号: [29099 / 118550]
  NGOの方々というのは、「軍」に対する根強い不信感を抱いているようだ。例えば、ピース・ウィンズ・ジャパンの大西氏は、自衛隊が行くことに反対だった。
  「イラクの人たちというのは、20年以上も戦争の中に生きてきた。故に、襲撃を行う者たちは実戦経験が豊富な連中だ。訓練を受けているとはいえ、実戦経験の無い自衛隊では、少なからぬ犠牲者は出る」
  同じく、NGOのケン・ジョゼフ代表も、自衛隊のイラク派遣に対しては、強硬な反対意見を述べた。
  「イラク人は、軍服(兵隊)に対して、非常に嫌悪感を抱いている。自衛隊は行くべきではない。イラクでは、プロの連中で兵士1人を殺すあたり、50万円という裏相場がある。我々の支援活動にも、支障が出かねない」
  例こそ少なかれ、NGOの人たちというのは、軍というものに対して、不信感と嫌悪感めいたものを持っている傾向があるのだろうか?
  軍民の連携による支援―ていうか、まず軍と民の連携という点で、ちょっと大丈夫かなと思えてしまう。

  軍の問題―共同通信の情報では、イラク戦争開戦前に、あるシンクタンクの現地調査報告があった。それには、「イラク治安維持には、数十万人の兵力がいる」というのがあったという。そのとき、ラムズェルド国防長官は、「そんなに多くの兵力はいらないだろ!」と突っぱねた。
  共同通信によると、アメリカ陸軍の総兵力は48万人で、このうち25万人は海外に展開している。実際のところ、イラクに注げる兵力は、現在の13万人が手一杯だろうといわれている。イギリス軍などの支援国の兵力を含めても、20万に届くか届かないぐらいだろう。イラク警察と新生イラク軍の構築が急務とはいえ、宗教などの複雑な背景を抱える国家を統治する上では、心もとない気がする。正直なところ、フセイン確保で事態の収束に、ある程度のメドが立つと思っていたが、イラクという国は、複雑な背景を抱えているんだなと思えてしまう。それに、中東の専門家たちの指摘であるが、フセインがいなくなった後、イラクを引っ張れる人が見当たらないらしい。本当に、先が読めない。
  アフガンでも、カルザイさんの人気が落ちつつあり、米軍への不満とタリバンへの支持が高まっている。新政権の恩恵を受けられなかったパストゥン人が、タリバンをかくまったりして、事態が複雑になりつつある。
  アメリカ国内では、ブッシュさんの支持率が63%に上がったという。ただ、大統領選まで数ヶ月もあり、イラクの件でもたつくとなると、難しくなるかも。個人的にブッシュさんは嫌いではあるが、もし再選を確定したいのなら、来年の6月もしくは夏場ぐらいまで、イラクの治安問題に一応のケリ(決着)をつけておかないといけないだろう。
  民間の支援というのも、治安をある程度回復させないと、なかなか話は進まないだろう。NGOの支援だけでは心もとない部分は否めない。確か以前、復興の受注の件でアメリカは、「受注は我々に支援した国々のみでやる」といっていた。国連も、イラクの治安への不安から、当面イラクに職員を派遣しない意向であるし、国際社会としては、どういう形で支援を行うべきか・・・本当に、イラクの求める「Utopia」って何だろう?
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