> アメリカナイズ≠近代化
投稿者: masajuly2001 投稿日時: 2003/08/02 08:19 投稿番号: [26874 / 118550]
bin5ban5さん、レスありがとうございます。自分の感じていたことが、他の人の言葉で言葉になっていくというのがありますね。
> これは「共同性を経由するかどうかは選べず、単に刻印されてしまうものだ」という話、というかそれを実感した経験ですよね。
俺の海外経験の場所も限られているので、これは日本人だけの特徴かと聞かれると困りますが、「こう言えば相手は察してくれるだろう」という思い込みがありますね。たとえば誰かに「英語が苦手だ」といえば、相手はこちらの事情を察して、ゆっくりしゃぺってくれるだろう、とかね。
よく「あらゆるものからの自由」とか「完全な自由」とか言う人がいるけど、人間にはそんな状況があり得るのか、という気がずっとしていました。だって、普通に考えて、人間は生まれてから少なくとも10年ぐらいは、誰かの面倒を見てもらわなくちゃ生きていけなくて、その間は無意識でいろいろな影響 (bin5ban5さんのいう「刻印」)を受けてるわけです。それは、言葉とか食事とか人に対する接し方とか、人間が生きていく上で必要なあらゆることです。つまり、人間は社会的な動物である以上、元々「完全な自由」なんぞあり得なくて、何らかの具体的な枠組みの中で生きていかざるを得ないではないか、ということです。だから、
>近代は色付きだから近代を徹底することで色を抜け、とは言っても、色付きではない中立的な立場の国民・国家がどこにも存在しない以上、「近代についての、色付きでない誰もが合意可能な正当性の源泉は、抽象的に考えればいかにもありそうですが、実際にはありえない」(宮台真司)
>
というのは、俺の見方からしても、すごくよく理解できます。俺は以前に「人によって現実は違う」と書いたことがありますが、実際にそうだと思います。無意識の間に受けた「影響」によって、人は現実に起きたことをそれぞれに自分なりに見て、違う思考をしていると思えます。その意味では国家とか民族とかいうのは、類似の影響を受けた人間の集まりということではないでしょうか。こうした「影響」はある程度対象化できるかもしれませんが、完全に対象化することは不可能です。できたとしても、その「影響」の下で培われたものの見方・考え方でしか対象化できないわけですから。
話は違いますが、宮台さんの『援交から天皇へ』も面白そうですね。また、読んでみよっと。
> これは「共同性を経由するかどうかは選べず、単に刻印されてしまうものだ」という話、というかそれを実感した経験ですよね。
俺の海外経験の場所も限られているので、これは日本人だけの特徴かと聞かれると困りますが、「こう言えば相手は察してくれるだろう」という思い込みがありますね。たとえば誰かに「英語が苦手だ」といえば、相手はこちらの事情を察して、ゆっくりしゃぺってくれるだろう、とかね。
よく「あらゆるものからの自由」とか「完全な自由」とか言う人がいるけど、人間にはそんな状況があり得るのか、という気がずっとしていました。だって、普通に考えて、人間は生まれてから少なくとも10年ぐらいは、誰かの面倒を見てもらわなくちゃ生きていけなくて、その間は無意識でいろいろな影響 (bin5ban5さんのいう「刻印」)を受けてるわけです。それは、言葉とか食事とか人に対する接し方とか、人間が生きていく上で必要なあらゆることです。つまり、人間は社会的な動物である以上、元々「完全な自由」なんぞあり得なくて、何らかの具体的な枠組みの中で生きていかざるを得ないではないか、ということです。だから、
>近代は色付きだから近代を徹底することで色を抜け、とは言っても、色付きではない中立的な立場の国民・国家がどこにも存在しない以上、「近代についての、色付きでない誰もが合意可能な正当性の源泉は、抽象的に考えればいかにもありそうですが、実際にはありえない」(宮台真司)
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というのは、俺の見方からしても、すごくよく理解できます。俺は以前に「人によって現実は違う」と書いたことがありますが、実際にそうだと思います。無意識の間に受けた「影響」によって、人は現実に起きたことをそれぞれに自分なりに見て、違う思考をしていると思えます。その意味では国家とか民族とかいうのは、類似の影響を受けた人間の集まりということではないでしょうか。こうした「影響」はある程度対象化できるかもしれませんが、完全に対象化することは不可能です。できたとしても、その「影響」の下で培われたものの見方・考え方でしか対象化できないわけですから。
話は違いますが、宮台さんの『援交から天皇へ』も面白そうですね。また、読んでみよっと。
これは メッセージ 26864 (bin5ban5 さん)への返信です.
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