s4ewさん
投稿者: florence_biasia 投稿日時: 2003/04/16 22:35 投稿番号: [25144 / 118550]
シラクが初めに反戦の立場をとったのは、石油利権維持はもちろんヨーロッパ内、
強いては世界政治におけるアメリカの発言力を牽制する目的だったと言われてます。
彼はゆくゆくは戦争になることを確実視した上で、支持へ転換するかわりに
アメリカの強硬姿勢から妥協を引き出そう(&フランス、EUの発言力を強化しよう)
というつもりだったと言われてます。
実際に彼は、遅かれ早かれアメリカを追認し支持するつもりだった。
ところが、アメリカ側は戦争は絶対やるし妥協や譲歩もしない、と言った。
一方で、最初のシラクの反戦の姿勢をフランス国民は高く評価してしまった。
世論とアメリカ支持の間で板ばさみになったシラクは、結局世論をとった
というか、もう世論をとらなくてはならに程、反戦世論がフランス内で高まってし
まったというわけみたいですよ。
シラクは2つの読み違いをしたんだと思います。一つはブッシュの強行姿勢
二つ目は、唯一の頼みの綱だったパウエルを囲い込めなかったこと。
ブレアがブッシュを支持したのは、ブッシュに喰らい付いて
アメリカの独走を牽制し、対話路線に引き込むことで、
EUの盟主であるフランスに対抗してヨーロッパ内での発言力を
強化しようという目的があったみたいです。
ブレアもアメリカの強硬姿勢を読み間違えたけど、ヨーロッパでの
覇権争いをしてるフランスの強硬な反対姿勢を前に
最後までアメリカについて行かざるを得なかったと言われてます。
で、ヨーロッパ内でどうして「石油のための戦争反対」の声が大きいかというと
なんとか合意に漕ぎ付いた京都議定書からブッシュ政権がさっさと
撤退してしまったことから、ブッシュ政権とエネルギー産業の結びつきが
ヨーロッパ(特にフランスやドイツ)内で、すでにクローズアップされていた
ことにあると思います。この地点で、自国のエネルギー産業のために
単独路線を突っ走るブッシュ政権、というイメージがついてしまったんじゃないかな。
思うんですけど、アメリカ対フランス・ドイツの対立って
天然資源では、石油利権を得たいvs失いたくない
ヨーロッパ(特に東欧)に対しては、発言力を持ちたいvsEUで団結したい
世界情勢では、中東に親米国家を建設したいvsアメリカの単独主義を止めたい
一般の感情レベルでは、イラク人を解放したいvs罪のない人を殺さないで欲しい
自国に対する脅威では、テロリストに大量破壊兵器が渡るのを阻止したい
vs反米感情広がり→原理主義へ流入を阻止したい。
って感じではないでしょうか?
ドイツやフランスのアラブ系移民の問題は本当に深刻だし
9.11でアメリカが受けたショックというのは計り知れないものですが
その犯人がドイツで原理主義を学んでいたとか、フランスでも
アラブ系移民2世3世の間で、密かに原理主義が浸透していた
という事実も明らかになって、彼らも別の意味でショックを受けているみたいですよ。
ロシアについてはよくわかりません。
ついでに、9.11の時、パリではあちこちに救援用の箱が置かれて、缶や薬が入れられ、
アメリカ大使館前には無数のろうそくや花束や手紙が置かれてたそうだし
わざわざショーウィンドーにアメリカ国旗を置いたお店もあるそうです。
コンコルドでも(反戦デモと同じくらい)大きな追悼集会があったと思います。
アメリカは自分達が「やってあげたこと」ばかりを覚えていて
「やってもらったこと」や「やってしまったこと」は忘れてしまうか
そもそも知りもしない、と感じます。
と、考えるとどちらも一理あるし、復興に国連を出してきてる仏・独は
利権確保と共に、アメリカに仲直りの合図をしてるわけだし
またアメリカに世界協調レベルに戻ってくるチャンスを与えてるようにも思えます。
まぁ、結局どちらの国の政権も、中東の「ための」平和なんて考えてないでしょうが。
どちらもイラクに群がっているようにも見えなくはないですが。
単なるアメリカ・バッシングは失笑と書かれてましたが、アメリカを熱く語って
フランスに対して突き放した意見を読むと、あまり建設的とは思えませんが。
強いては世界政治におけるアメリカの発言力を牽制する目的だったと言われてます。
彼はゆくゆくは戦争になることを確実視した上で、支持へ転換するかわりに
アメリカの強硬姿勢から妥協を引き出そう(&フランス、EUの発言力を強化しよう)
というつもりだったと言われてます。
実際に彼は、遅かれ早かれアメリカを追認し支持するつもりだった。
ところが、アメリカ側は戦争は絶対やるし妥協や譲歩もしない、と言った。
一方で、最初のシラクの反戦の姿勢をフランス国民は高く評価してしまった。
世論とアメリカ支持の間で板ばさみになったシラクは、結局世論をとった
というか、もう世論をとらなくてはならに程、反戦世論がフランス内で高まってし
まったというわけみたいですよ。
シラクは2つの読み違いをしたんだと思います。一つはブッシュの強行姿勢
二つ目は、唯一の頼みの綱だったパウエルを囲い込めなかったこと。
ブレアがブッシュを支持したのは、ブッシュに喰らい付いて
アメリカの独走を牽制し、対話路線に引き込むことで、
EUの盟主であるフランスに対抗してヨーロッパ内での発言力を
強化しようという目的があったみたいです。
ブレアもアメリカの強硬姿勢を読み間違えたけど、ヨーロッパでの
覇権争いをしてるフランスの強硬な反対姿勢を前に
最後までアメリカについて行かざるを得なかったと言われてます。
で、ヨーロッパ内でどうして「石油のための戦争反対」の声が大きいかというと
なんとか合意に漕ぎ付いた京都議定書からブッシュ政権がさっさと
撤退してしまったことから、ブッシュ政権とエネルギー産業の結びつきが
ヨーロッパ(特にフランスやドイツ)内で、すでにクローズアップされていた
ことにあると思います。この地点で、自国のエネルギー産業のために
単独路線を突っ走るブッシュ政権、というイメージがついてしまったんじゃないかな。
思うんですけど、アメリカ対フランス・ドイツの対立って
天然資源では、石油利権を得たいvs失いたくない
ヨーロッパ(特に東欧)に対しては、発言力を持ちたいvsEUで団結したい
世界情勢では、中東に親米国家を建設したいvsアメリカの単独主義を止めたい
一般の感情レベルでは、イラク人を解放したいvs罪のない人を殺さないで欲しい
自国に対する脅威では、テロリストに大量破壊兵器が渡るのを阻止したい
vs反米感情広がり→原理主義へ流入を阻止したい。
って感じではないでしょうか?
ドイツやフランスのアラブ系移民の問題は本当に深刻だし
9.11でアメリカが受けたショックというのは計り知れないものですが
その犯人がドイツで原理主義を学んでいたとか、フランスでも
アラブ系移民2世3世の間で、密かに原理主義が浸透していた
という事実も明らかになって、彼らも別の意味でショックを受けているみたいですよ。
ロシアについてはよくわかりません。
ついでに、9.11の時、パリではあちこちに救援用の箱が置かれて、缶や薬が入れられ、
アメリカ大使館前には無数のろうそくや花束や手紙が置かれてたそうだし
わざわざショーウィンドーにアメリカ国旗を置いたお店もあるそうです。
コンコルドでも(反戦デモと同じくらい)大きな追悼集会があったと思います。
アメリカは自分達が「やってあげたこと」ばかりを覚えていて
「やってもらったこと」や「やってしまったこと」は忘れてしまうか
そもそも知りもしない、と感じます。
と、考えるとどちらも一理あるし、復興に国連を出してきてる仏・独は
利権確保と共に、アメリカに仲直りの合図をしてるわけだし
またアメリカに世界協調レベルに戻ってくるチャンスを与えてるようにも思えます。
まぁ、結局どちらの国の政権も、中東の「ための」平和なんて考えてないでしょうが。
どちらもイラクに群がっているようにも見えなくはないですが。
単なるアメリカ・バッシングは失笑と書かれてましたが、アメリカを熱く語って
フランスに対して突き放した意見を読むと、あまり建設的とは思えませんが。
これは メッセージ 25085 (s4ew さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/bpa5a4a5ia5afipno9tbbh_1/25144.html