増派による治安改善というプロパガンダ①
投稿者: imonoyama3 投稿日時: 2008/11/16 00:35 投稿番号: [114816 / 118550]
『米軍増派によりイラクの治安は画期的に改善された』
これは、アメリカの明白なプロパガンダだ。
プロパガンダとは、「嘘」という訳ではない。
明白な「嘘」なら、プロパガンダとして低級だ。
事実も織り交ぜながら、自らの都合の良いように恣意的に導くからこそ
プロパガンダだ。
イラクの治安が『改善』されたことは、必ずしも「嘘」ではない。
惨憺たる以前と比べればということだ。
しかも、「改善」に功があったのは、米軍増派というより、
スンニ派の覚醒評議会が決定的な役割を果たしたと思う。
イラクのアルカイダの余りの暴虐ぶりに、スンニ派地元武装勢力が戦い始めた。
それを米軍がうまく活用したという側面がある。
しかも、現在の戦闘を行っているのは、
・アルカイダに対して、
米軍とイラク軍と覚醒評議会が戦っていると恣意的に描き出す。
そこには、地元武装勢力など存在しないかのようだ。
確かに、イラクのアルカイダは、モスルなどに残存している。
しかし、地元武装勢力が米軍と戦っているということは、
決して主要メディアでは流されない。
侵略軍であり、占領軍である米軍と戦うことは、
レジスタンスという正当性を持つ。
確かに地元武装勢力から、覚醒評議会へと変わった者も多いだろう。
それは聖職者協会のダーリ師も認めている。
「一定の後退を余儀なくされた」と。
しかし地元武装勢力が消滅した訳でもなければ、
米軍との戦闘を止めている訳でもない。
しかし、現在の問題は、米軍は撤退すると規定方針化されており、
つまり、米軍撤退後のイラクを見据えるという、
中・長期的な戦略だ。
シーア派とクルド主導のイラク中央政府とどう立ち向かうのか。
アラブ・スンニ派コミュニティ全体の利害を代表するというのなら、
アラブ・スンニ派の一般市民が、現在どういう状況に追い込まれており、
何に不満を持ち、何に不安を抱いているのか、
それを代弁するものでなければならない。
既存の政治勢力など全て傀儡だと全否定するのか、
同じアラブ・スンニ派の覚醒評議会とも戦うのか、
シーア派・クルドの中央政府と真っ向から戦争をするのか、
そんな本格的内戦を本当にイラク国民の大多数が望んでいるのか、
これは メッセージ 114807 (imonoyama3 さん)への返信です.
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