Re: 戦争をしないことと平和は違う
投稿者: oxnardnokakashi 投稿日時: 2007/09/01 07:30 投稿番号: [109503 / 118550]
まず最初にチェンバレンの名前はネビルでした。訂正します。
>戦争準備の時間を稼ぎたかったのはドイツではなく、むしろ英国の方だったのです
でも協定からかえってきたチェンバレンはこれで時間稼ぎができた、戦争に備えて準備しようとは言ってませんよ。それどころか平和を達成したと威張って演説してました。
>妥協策(ミュンヘン協定)が悲劇(WW2)を生んだというのは、明らかな誤解もしくは意図的なコジつけであることが分かります。
こじつけではありません。問題なのはミュンヘン協定だけではなく、そこへたどり着くまでとその直後のチェンバレンおよびイギリスの方針です。
ボンノさんも指摘している通り、イギリスはミュンヘン協定の時にナチスドイツと対抗する用意はできていなかったでしょう。どうして用意ができていなかったのかを考えて下さい。当時のイギリスはヒットラーの脅威を正しく把握していなかった。イギリスが戦争をするほど驚異的な相手ではないと判断しておきうる戦争の用意をしてこなかったのです。そしてミュンヘン協定後もヒットラーが約束をやぶってチェコスロバキアの一部を侵略する5か月後までドイツとの戦争の用意をしていません。
チェンバレンはイギリス国内でもヒットラーの危険性を唱える人たちの声を無視してきました。戦争が起きるのは政府同士のいがみ合いが原因だと思い込み、ドイツとイギリスが理解しあっていれば戦争は起きないという甘い考えが仇となったのです。
アメリカ国内でも湾岸戦争の時にサダムフセイン政権を倒すべきだといっていた人たちがかなりいました。1990年代にフセインの大量破壊兵器開発を放っておくべきではないと警告した人も多くいました。1980年代の初期にアメリカ人がイスラムテロリストに拉致されたり殺されたり、レバノンでテロにあったりしていたときに、イスラムテロリストの脅威を侮ってはいけないと警告する人もいたのです。
でもアメリカはそれを無視してきた。それが今の戦争の原因です。早期に手をうっておけば、後の戦争を防げたかもしれないのに、戦争はとにかく避けるべきという姿勢が悲劇を生んだのです。
私も戦争は極力避けるべきだと考えます。でも、戦争をすべき時に平和を求めてその義務を怠ると、後にくるものは平和ではなく悲劇であることを歴史が証明しています。
平和を求めるなら平和のために戦う覚悟が必要だといいますよね?
これは メッセージ 109494 (bonno_216 さん)への返信です.
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