続き
投稿者: dorawasabi5001 投稿日時: 2007/01/12 00:47 投稿番号: [100245 / 118550]
■イラン・北朝鮮 ソマリアを警戒
前出の中島氏は、「狭い上に往来する船が多いので、衝突の可能性は以前からあった。今後もタンカーが沈んで、ほかの船の往来を妨げるリスクは常にある」と懸念する。
同時に「衝突されては困るが、そこに米海軍がいるのは、実は日本の船舶の安全上は悪いことではない」とも指摘する。ペルシャ湾では二〇〇五年にも、米原潜とトルコ船籍の貨物船の衝突事故が発生している。
では、米軍がホルムズ海峡に展開するのは、なぜなのか。
軍事ジャーナリストの神浦元彰氏は「一九七九年のイラン革命の際、ホメイニ師は欧米と敵対し、ホルムズ海峡のタンカーを撃沈すると脅した。以来、米軍は海峡、ペルシャ湾を常に監視している。仮に海峡に機雷をばらまかれたら、すべての船がストップしてしまう」と解説する。
イランは現在でも、核開発問題をめぐって国連制裁が発動された場合、ホルムズ海峡を封鎖する可能性を示唆。
神浦氏は、石油輸送の動脈としての重要性から「ホルムズ海峡を支配することは、世界を支配することに通じる」と強調する。
米国にとって近年は、テロ対策、大量破壊兵器の拡散防止の面でも、海峡を含むペルシャ湾、アラビア海の重要性が増している。
神浦氏は「ソマリアやイエメンなどから、テロリストがパキスタン経由でアフガニスタンに入るために、海を渡る可能性がある。さらに、北朝鮮とイランの間で、核兵器関連物質などが輸出入されることも想定し、米軍は警戒を強めている」と説明する。
■船に隠れ航行…接近しすぎた?
こうした軍事上の理由があるにせよ、最新のハイテク機能を持つ原潜が、なぜタンカーに衝突してしまったのか。
神浦氏は「原潜は秘密裏に行動する。事故は現地時間の夜十時。夜陰に紛れ、タンカーに隠れる形でペルシャ湾から出ようとして、誤って接近しすぎてしまったのではないか」と推測する。
さらに、「現場の深さは約五〇メートル。原潜は潜望鏡を海面に出しながら、深さ二〇メートル程度を航行していたのだろう。タンカーからは潜水艦は見えないし、仮に存在に気づいても、小回りがきかないので回避するのは不可能だ。
回避責任は100%、原潜側にあった」と断じる。
一九八一年四月には鹿児島県沖の東シナ海で、日本の貨物船が米原潜に「当て逃げ」され沈没、船長ら二人が死亡。
昨年十一月には海自の練習潜水艦「あさしお」が急潜航の際、パナマ船籍のケミカルタンカーに接触。「一歩間違えば大惨事」との指摘が海自内部からも出た。
「えひめ丸」が所属する愛媛県宇和島水産高校の玉井治樹校長は今回の接触事故を受け、あらためてこう願う。
「私たちの事故自体があってはならないことだった。同じような悲劇につながる可能性のあることは、起きてほしくない」
<デスクメモ>
潜水艦事故では、長野支局時代、「なだしお」と衝突した遊漁船に乗っていて亡くなった女性会社員の実家のお父さんを取材し、社会部時代にはハワイで発生直後の「えひめ丸」事故を取材した。いずれの遺族も「潜水艦なんてものがなければ…」と漏らした。今回の事故の日には防衛省が発足。願いは遠い。 (蒲)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20070111/mng_____tokuho__000.shtml
結局【米が敵を作り出し、その為にホルムズ海峡も危険が増加している】という事か。
前出の中島氏は、「狭い上に往来する船が多いので、衝突の可能性は以前からあった。今後もタンカーが沈んで、ほかの船の往来を妨げるリスクは常にある」と懸念する。
同時に「衝突されては困るが、そこに米海軍がいるのは、実は日本の船舶の安全上は悪いことではない」とも指摘する。ペルシャ湾では二〇〇五年にも、米原潜とトルコ船籍の貨物船の衝突事故が発生している。
では、米軍がホルムズ海峡に展開するのは、なぜなのか。
軍事ジャーナリストの神浦元彰氏は「一九七九年のイラン革命の際、ホメイニ師は欧米と敵対し、ホルムズ海峡のタンカーを撃沈すると脅した。以来、米軍は海峡、ペルシャ湾を常に監視している。仮に海峡に機雷をばらまかれたら、すべての船がストップしてしまう」と解説する。
イランは現在でも、核開発問題をめぐって国連制裁が発動された場合、ホルムズ海峡を封鎖する可能性を示唆。
神浦氏は、石油輸送の動脈としての重要性から「ホルムズ海峡を支配することは、世界を支配することに通じる」と強調する。
米国にとって近年は、テロ対策、大量破壊兵器の拡散防止の面でも、海峡を含むペルシャ湾、アラビア海の重要性が増している。
神浦氏は「ソマリアやイエメンなどから、テロリストがパキスタン経由でアフガニスタンに入るために、海を渡る可能性がある。さらに、北朝鮮とイランの間で、核兵器関連物質などが輸出入されることも想定し、米軍は警戒を強めている」と説明する。
■船に隠れ航行…接近しすぎた?
こうした軍事上の理由があるにせよ、最新のハイテク機能を持つ原潜が、なぜタンカーに衝突してしまったのか。
神浦氏は「原潜は秘密裏に行動する。事故は現地時間の夜十時。夜陰に紛れ、タンカーに隠れる形でペルシャ湾から出ようとして、誤って接近しすぎてしまったのではないか」と推測する。
さらに、「現場の深さは約五〇メートル。原潜は潜望鏡を海面に出しながら、深さ二〇メートル程度を航行していたのだろう。タンカーからは潜水艦は見えないし、仮に存在に気づいても、小回りがきかないので回避するのは不可能だ。
回避責任は100%、原潜側にあった」と断じる。
一九八一年四月には鹿児島県沖の東シナ海で、日本の貨物船が米原潜に「当て逃げ」され沈没、船長ら二人が死亡。
昨年十一月には海自の練習潜水艦「あさしお」が急潜航の際、パナマ船籍のケミカルタンカーに接触。「一歩間違えば大惨事」との指摘が海自内部からも出た。
「えひめ丸」が所属する愛媛県宇和島水産高校の玉井治樹校長は今回の接触事故を受け、あらためてこう願う。
「私たちの事故自体があってはならないことだった。同じような悲劇につながる可能性のあることは、起きてほしくない」
<デスクメモ>
潜水艦事故では、長野支局時代、「なだしお」と衝突した遊漁船に乗っていて亡くなった女性会社員の実家のお父さんを取材し、社会部時代にはハワイで発生直後の「えひめ丸」事故を取材した。いずれの遺族も「潜水艦なんてものがなければ…」と漏らした。今回の事故の日には防衛省が発足。願いは遠い。 (蒲)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20070111/mng_____tokuho__000.shtml
結局【米が敵を作り出し、その為にホルムズ海峡も危険が増加している】という事か。
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