一人の死と、国際社会と・・・ ②
投稿者: dragon888888888888888888888888k 投稿日時: 2005/04/05 22:35 投稿番号: [838 / 1657]
【天声人語】2005年04月04日(月曜日)付
ポーランドの古都クラクフは、中世の町並みを今もなお色濃く残している。後にローマ法王ヨハネ・パウロ2世となるカロル・ボイチワは、クラクフ郊外の町バドビツェで生まれた。
近くには、後に強制収容所がつくられたアウシュビッツがある。数年前、クラクフを流れるビスワ川のほとりに立って、三つの町の位置関係と法王の人生に、運命的なつながりを感じた。
ナチス・ドイツがポーランドに侵攻して第二次世界大戦が始まった時、カロルは哲学科の学生だった。独軍によって大学は閉鎖される。ドイツで強制労働をさせられる国外追放を避けるため、クラクフ郊外の石切り場で働いた。
「聞いてごらん。ハンマーが規則正しく石を打つ音を……ある想いが私の内で育って行く。仕事の真の価値は、人間の内面にあるのではないだろうかと」。自作の詩について、法王は後年、「当時の異常な体験がなかなか適切に表現されている」と自伝『怒涛に立つ』(エンデルレ書店)で述べている。
やがて地下活動で神学を学び、司祭になり、クラクフ大司教を務めた。法王としては、故国で民主化を求める「連帯」を励まし、教会が封印してきたことを謝罪し、イラク戦争に反対した。歴史と平和についての明確な発言と行動が際だっていた。
10年前、バチカンで法王と握手する機会があった。若き日にハンマーを握ったかもしれない手には、厚みがあった。「戦争は人間のしわざです。戦争は死そのものです」。81年に広島で発した言葉が、その手から伝わってくるようだった。
http://www.asahi.com/paper/column20050404.html◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
1981年。広島。
「戦争は人間のしわざです。戦争は死そのものです」か・・・。
戦争の惨禍を実体験するものの言葉は、重い。
さりとて、実体験しなくても理解できる人間は人類にいないのか?
そうではなかろう。
「平和ボケだから悪い」とか「平和ボケだから阿呆」いう言葉で批判している場面を掲示板上でよく見かけるが、平和を維持するつまりkeepことがどんなに難しくかつ努力を必要とすることが、解かっていて言っているのかどうか・・・
殺すことは、容易に可能。
死にかけた人を生かすことがどれほど大変なものか、解かる人には解かるだろう・・・。
生きるということは大変なことである・・・。
これは メッセージ 1 (topics_editor さん)への返信です.
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