イラク戦争

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

ガッサーン・カナファーニーの作品

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/07/11 02:18 投稿番号: [4738 / 5091]
  ガッサーン・カナファーニーの日本語で読める作品

<現代アラブ小説全集   第七巻>(河出書房新社)
  「太陽の男たち」
  「悲しいオレンジの実る土地」
  「路傍の菓子パン」
  「盗まれたシャツ」
  「彼岸へ」
  「戦闘の時」
  「ハイファに戻って」

<現代アラブ文学選>(創樹社)
  「ハイファに戻って」
  「占領下パレスチナにおける抵抗文学」

<季刊前夜創刊号>(影書房)
  「ガザからの手紙」

<季刊前夜第2号>
  「スロープ」

<季刊前夜第3号>
  「ラムレの証言」

<季刊前夜第4号>
  「まだ幼かった、あの日」

  (季刊前夜掲載の作品の訳と解題を岡真理女史が行っています。)


  ガッサーン・カナファーニーの作品で、日本語で読めるものは以上だと
思います。

  上記二冊は絶版です。中古市場でもなかなか入手困難のようです。
「現代アラブ文学選」は中古で入手できましたが、
「現代アラブ小説全集   第七巻」は、Amazon、楽天フリマ、古書のサイトでも
入手できなかったので、仕方なく、図書館で借りて読みました。


  私が最も気に入ったのは「ハイファに戻って」です。
  なんとも難解な議論が長々と展開されるのですが、文学作品としては、
優れているとも思えないのですが、私はそもそも文学作品として読んでいません。
  1967年の第三次中東戦争後、パレスチナの人々が、一時的にイスラエルの元の
自分達の家に立ち寄ることができるという設定なのですが、これは歴史的事実
なんでしょうか?
それとも、小説の設定であるフィクションなのかも分かりません。
  イスラエルの威光を誇示するというか、宣伝の為だと書かれているのですが、
パレスチナ人が、イスラエルの個々の市民の家にふらっと立ち寄るなんてことは、
実存的な深刻な対話を行うという意味では、実に有意義なことだとは思うのです
が、中には険悪になって、喧嘩、傷害事件等々も充分予想されるので、本当に
こんなことが行われたのか疑問です。

  この作品では、延々と双方の議論が展開するのですが、内容的には
とても面白く、興味深いのですが、少々論理的過ぎるとも思います。
その為、文学作品としては硬すぎると思います。

  彼の作品は、ずっしりと重くのしかかってくる作品ばかりです。
とても重いテーマですからね。
1948年のナクバ(大災厄)について、小説ではありますが、
初めて少々イメージが湧きました。
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)