Piss Factory
投稿者: welcome2thecivilization 投稿日時: 2005/01/20 01:26 投稿番号: [4417 / 5091]
《RADIO ETHIOPIAのつづきです》
◇「スマトラ沖地震〜インド洋大津波もアメリカの仕業」という電波と「朝日・毎日・NHKは中韓に操作されている」という電波。果たしてどっちの電波が強いだろう?
答えは、同じく強い電波です。何故ならば、傍観者に過ぎない以上、真実までのアクセスは等しく遠距離だから。それが実際にどの程度まで真実を反映していようと、その点については変わりがないのです。
◇上記のどちらも、ここで消費されているシニフィアンが(以下記号論風に書くと^^)単なるコノテーションとして表象されたエクリチュールなのではなく、まるで歴としたデノテーションであるかのようにシニフィエと乖離されず、単なる妄想(電波)がボードリヤールのいう超越性から、シニフィエの持つ本来の毒性──それも憎悪のみによって人が殺されるほど強い──が象徴交換によって稀薄されることなく、新たなシニフィエを獲得してしまっている、つまりシニフィアンが負の神話作用を起こしているということです。
◇前半投稿の話題で取り上げたような“代理戦争”を真面目にやり合うことは、表象を表象としてしか認識できない神話作用の奴隷、プロパガンダが利用しやすい消費財の出来上がりです。自分が傍観者に過ぎないという認識を忘れると、たちまち表象の嵐の中に埋没して、自分が実際に見たわけでもない外聞を鵜呑みにしてしまい、不要な感情の酷使によってひとの痛みを感じる器官が退化してしまうでしょう。それがたとえ犠牲者への同情であれ正義感からの怒りであれ、それらの感情に囚われて資料を探し意見を述べることは、情報の溢れる現代の状況では、自らのバーチャル・リアルを正当化するマインドコントロールに簡単に陥ってしまうのです。
◇しかも悪いことに、それは感染力がとても高いのです。インターネットからも簡単に移ります。経口感染した患者によって搾り出された排泄物としての言葉は、銃口を突きつけるよりもずっと有効かつ長期的に──強制ではなく自分の意志(と思いこん)で──人を動かしてしまうのです。そして人から人へ妄想のスパイラル。
◇やり切れないことは、NHK問題で触れたように、情報に盲目的に従うことは、必ずと言っていいほど情報を流した張本人に無自覚にも奉仕してしまう結果になるということなんですよね。ましてや、それで人まで死んだりして。汚物の致死率はアスベスト吸引よりも高いに違いありません。
さて、この情報の下僕化スパイラルに嵌らないための、私なりの結論ですが。
■私はジョークとして笑い飛ばすのが有効な手段だと考えています。ベルグソンが説いているように、笑いは硬直化した行動への反発として現実から距離を取るにはもってこいですからね。笑いを取るためじゃなくて、自分が現実に汚されないための手段として。
「テロリスト」だか「北の工作員」だか、「ネオコン」だか「原理主義」だか、どれも存在はしますが、実際の所はよく解らない(解るわけがない)のだから、語り得ぬことに関して、あんまりマジになってちゃダメでしょう。
そういうのは、(語ってる自分も含めて)笑いのめしてやるのが、一番誠意ある対応と心得ます。犠牲者のためにも。
■私も気を付けなければ。
知りもしないことのために会ったこともない工場長に仕える、汚物生産工場の工員には、なりたくないですからね。
◇「スマトラ沖地震〜インド洋大津波もアメリカの仕業」という電波と「朝日・毎日・NHKは中韓に操作されている」という電波。果たしてどっちの電波が強いだろう?
答えは、同じく強い電波です。何故ならば、傍観者に過ぎない以上、真実までのアクセスは等しく遠距離だから。それが実際にどの程度まで真実を反映していようと、その点については変わりがないのです。
◇上記のどちらも、ここで消費されているシニフィアンが(以下記号論風に書くと^^)単なるコノテーションとして表象されたエクリチュールなのではなく、まるで歴としたデノテーションであるかのようにシニフィエと乖離されず、単なる妄想(電波)がボードリヤールのいう超越性から、シニフィエの持つ本来の毒性──それも憎悪のみによって人が殺されるほど強い──が象徴交換によって稀薄されることなく、新たなシニフィエを獲得してしまっている、つまりシニフィアンが負の神話作用を起こしているということです。
◇前半投稿の話題で取り上げたような“代理戦争”を真面目にやり合うことは、表象を表象としてしか認識できない神話作用の奴隷、プロパガンダが利用しやすい消費財の出来上がりです。自分が傍観者に過ぎないという認識を忘れると、たちまち表象の嵐の中に埋没して、自分が実際に見たわけでもない外聞を鵜呑みにしてしまい、不要な感情の酷使によってひとの痛みを感じる器官が退化してしまうでしょう。それがたとえ犠牲者への同情であれ正義感からの怒りであれ、それらの感情に囚われて資料を探し意見を述べることは、情報の溢れる現代の状況では、自らのバーチャル・リアルを正当化するマインドコントロールに簡単に陥ってしまうのです。
◇しかも悪いことに、それは感染力がとても高いのです。インターネットからも簡単に移ります。経口感染した患者によって搾り出された排泄物としての言葉は、銃口を突きつけるよりもずっと有効かつ長期的に──強制ではなく自分の意志(と思いこん)で──人を動かしてしまうのです。そして人から人へ妄想のスパイラル。
◇やり切れないことは、NHK問題で触れたように、情報に盲目的に従うことは、必ずと言っていいほど情報を流した張本人に無自覚にも奉仕してしまう結果になるということなんですよね。ましてや、それで人まで死んだりして。汚物の致死率はアスベスト吸引よりも高いに違いありません。
さて、この情報の下僕化スパイラルに嵌らないための、私なりの結論ですが。
■私はジョークとして笑い飛ばすのが有効な手段だと考えています。ベルグソンが説いているように、笑いは硬直化した行動への反発として現実から距離を取るにはもってこいですからね。笑いを取るためじゃなくて、自分が現実に汚されないための手段として。
「テロリスト」だか「北の工作員」だか、「ネオコン」だか「原理主義」だか、どれも存在はしますが、実際の所はよく解らない(解るわけがない)のだから、語り得ぬことに関して、あんまりマジになってちゃダメでしょう。
そういうのは、(語ってる自分も含めて)笑いのめしてやるのが、一番誠意ある対応と心得ます。犠牲者のためにも。
■私も気を付けなければ。
知りもしないことのために会ったこともない工場長に仕える、汚物生産工場の工員には、なりたくないですからね。
これは メッセージ 4391 (break_on_through01 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019567/a5a4a5ia5afc0oah_1/4417.html