米ソによる世界分割の中身
投稿者: sesa_mikar 投稿日時: 2004/08/05 19:16 投稿番号: [227767 / 280993]
pattsy_mint_1010tさん、こんにちは。
リンク先を拝見しました。
[よくわかる政治]All About Japan
[
http://allabout.co.jp/career/politicsabc/ ]
ここはなかなか切り口の面白いところで、私も参考にしています。
『ギリシャは反米国家だった!?』
これも面白い切り口ですね。
>◆独裁軍事政権を支えたアメリカへの感情
>アメリカは、冷戦時代、いろんな国の共産化を防ぐため、「反共」であれば、たとえ国民を圧迫する軍事政権でも、支援をしてきました。
これは「冷戦」という時代背景抜きでは理解できないことですね。
その「冷戦」とは実のところ、米ソによる世界分割を成り立たせる
ために必要なものでした。
つまり、或る意味では「意図的なもの」と考えられます。
米ソによる世界分割は、冷戦開始前からある程度決められており、
冷戦はそこを出発点とした、勢力争いのせめぎ合いと言えます。
ヨーロッパについて言えば、ギリシャをアメリカ側に残す代わりに
チェコスロバキアとハンガリーでのソ連の支配権を認めるという、
超大国同士の取引が成立していました。
陸地でのソ連の勢力圏は認めるが、地中海への進出は許さない、と
いうアメリカの意図です。
ソ連軍はワルシャワ近郊に迫りながら、ワルシャワ蜂起でドイツ軍
をいったんは追い払ったポーランドの抵抗組織(英国亡命政府系)
を助けることなくドイツ軍に皆殺しにさせ、そのあとでワルシャワ
に攻め入って共産党を政権の座に就かせています。
そして戦後は、ハンガリー動乱もチェコ事件も軍事力で押さえ込み
ましたが、アメリカは見て見ぬふり。
その代わり、ギリシャに共産党政権を樹立するというソ連の目論見
には極めて敏感に反応し、「反共」政権を維持させてきました。
米ソ両国にとって各国は、自国に利益をもたらすための陣取り合戦
の駒に過ぎず、その国の人々が「幸福な生活」を送れるかどうかは
二の次、三の次でした。
そこが、各国の「反米」「反ソ」感情を育てたのです。
ん?
これは他でも見たぞ。
そう、湾岸戦争後にサダム政権打倒に立ち上がったイラクの人々を
助けようともせず、見殺しにしたアメリカの姿に。
「超大国の思考」は今も生きています。
これは メッセージ 226676 (pattsy_mint_1010t さん)への返信です.
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