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Re: 日本の外交- いさむさんとかげさんへ

投稿者: isamu309 投稿日時: 2007/08/03 14:49 投稿番号: [62900 / 66577]
>あなたの言う武士道はどんなものかよく知りませんが、武士道精神はあの大日本帝国主義の悲劇をもたらした一因ではないでしょうか?
そんなものの復活には反対です。<

Noblesse Obligeと言う言葉をご存知でしょうか?
これは『高貴な身分に対する徳義上の義務』と約されますが、これは西欧貴族社会において為政者が、人の上に立つ人間を高貴な存在と考え、それ相応の徳義を以って自らを律することを指しえています。ただこれら高貴な存在は、高貴でありつづける(他の大衆と明確に目に見える差異を表すため)に莫大な財産や資産を所有することを認められていました。

そして幕末、彼ら西欧人たちは極東の小さな島国で、彼らの常識とはかけ離れた高貴な存在に出会います。西欧貴族社会の基準からすれば、極めて質素な生活に甘んじながら、被支配者の為に懸命に努力する(武士)と呼ばれる施政者たちの集団です。西欧の貴族社会から見た場合、かなり衝撃的な事象だったろうと推察されます。

武士は、特に武士道を以って為政者としての徳とし、時として武士道を貫くために自己の命すら捨てることを厭わなかった。確かにこの命を軽んずる部分が、後年の日本の行く末を誤る一因となったのは事実です。

しかしながら、近世武士道の精神である「君に忠、親に孝、自らを節すること厳しく、下位の者に仁慈を以てし、敵には憐みをかけ、私欲を忌み、公正を尊び、富貴よりも名誉を以て貴しとなす」心は、キリスト教やイスラム教における超越者とも言える唯一絶対神に対する畏れを持たない日本人に徳育を授けて行く上で、貴重な思想だと思えるのです。もちろん『君に忠』と言う部分は後述の『愛国心』にとって換えられるべきだとは思いますが、今後の日本人が依って立ち、世界から尊敬される存在となる上で、必要な考え方ではないか、と思うのです。

蛇足ですが、これら徳育が無いとどうなるか、と言う良い例が日本国内に置いてはミートホープ事件であり、雪印事件であり、あまたの詐欺事件だと思うのです。

>その文の忠誠心というのを愛国心で置き換えた方がよいと思います。<

この言葉の選択は難しいです。確かに愛国心と言う言葉が適切かもしれませんね。ただ日本語における『愛国心』は、しばしばNationarisimと同義に捉えられかねない為、敢えて『(国家への)忠誠心』と表現したつもりなのです。

私の意図としては『(国家への)忠誠心』とは、Patoriotismを指していますが、私も国語学者では無いので、もし私の意図には『愛国心』が適切である、とのご指摘があるのであれば、そう読み替えていただいて差し支えありません。
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