白菜だって
投稿者: rekishi_wo_kagami_ni 投稿日時: 2003/07/15 13:09 投稿番号: [511 / 66577]
白菜は、日露戦争の時に、乃木将軍が中国から種子を持ち帰って、自分の那須の農場で栽培したことから、全国に普及したという。
仮に、当時(特にハイブリッドの)種子に対する特許制度があれば、中国政府は今頃、種子ビジネスで大儲けしていたはずだ。チンゲンサイ、ターツァイなど中国原産の野菜は、世界中の種子会社が、中国から持ち出したものも多いのである。今でこそ、遺伝子資源の保全の方策をとろうとしているが、他人の権利を守らない者が、自分の権利を守ることはできないのである。日夜、中国の遺伝子資源は、国内から無断で持ちだされている。
(こう言うと、北京支持の方々はまた例のナショナリスティックなご意見を開陳されるのではないかと心配するが、これはお互い様だ。中国にも、日本の米や芋など日本で品種改良された品種が、たくさん入っている。)
もっとも、体系的に遺伝し資源を保存・保全・管理するには、今の中国の法体系では、特許権すらきちんと守られていないことから、ビジネスとしては成り立ちにくい。まして、農村住民が持っている有用植物資源などの知識などは、急激な都市への人口移動と、拝金主義の蔓延で、消え去ろうとしている。何も対策がとれないことは、非常に残念である。この分野に関しては、小生は日本も援助すべきと考えている。(実際は、アメリカの生物産業の意向を汲んだ、援助プログラムが行われている。)ま、こういった先見の明を我が国外務省に期待してはいけないが。
これは メッセージ 510 (rekishi_wo_kagami_ni さん)への返信です.
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