露、中国に兵器輸出拡大も狙う
投稿者: kizin_onino_hidetora 投稿日時: 2005/08/19 13:00 投稿番号: [41810 / 66577]
露「軍事大国」誇示 兵器輸出拡大も狙う?
2005年 8月19日 (金) 02:41 産経新聞社
【モスクワ=内藤泰朗】ロシアのプーチン政権は十八日始まった中国との軍事演習に先立ち、
北部バレンツ海やコミ共和国、カザフスタンのカスピ海沿岸で同時に軍事演習を実施。
中東と朝鮮半島有事を想定する米軍の「二正面戦略」
に対抗しうる軍事大国の地位を維持するとの強い姿勢を内外に誇示した。
同時に、エネルギーに次ぐ“主力輸出商品”であるロシア製兵器の優秀さをアピールし、
中国だけでなくアジアや中近東への兵器輸出を拡大したいとの思惑も、見え隠れする。
プーチン大統領は十六日、モスクワでロシアが誇る最新の航空機を展示した
宇宙航空ショー「マックス2005」の開会式に出席後、
同国最大の超音速戦略爆撃機ツポレフ(Tu)160の操縦席に搭乗し、
上空で自ら巡航ミサイル発射演習を行った。
翌十七日には、そのままバレンツ海で行われた北方艦隊の演習に駆けつけ、
昨年失敗した潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射演習の成功を見届け、
「いかなる脅威にも対応できる」と述べ、
ロシアが軍事大国として今後も存在し続けることを強調した。
こうした発言は、旧ソ連崩壊後、米国一極支配の構図が続くことへの
反発といらだちを強めるロシア国内世論には好意的に受け止められている。
それだけに、「強いロシアを体現する大統領」というイメージを高め、
政治的な求心力を強める意味合いが強い。
十七日付ロシアの日刊紙「独立新聞」は、
「ロシア軍は一度に四つの大規模軍事演習を行った。
それは、一つの大戦と二つの局地戦を同時に戦える
ロシアの軍事ドクトリンを体現したものだ」と指摘し、
米国の反応はまだ抑制されたものだが、中国との演習や軍事大国の維持路線は
世界を二分する「冷たい対立」をもたらすことになるだろうと警告した。
一方、十八日に始まった中露合同演習には、
ロシアから爆撃機Tu22Mと戦略爆撃機Tu95のほか、
通常型潜水艦が参加したが、ロシアの著名なジャーナリスト、
アレクサンドル・ゴルツ氏によると、ロシアは、
核兵器搭載可能なこれらの兵器を中国に売却しようと交渉を進めており、
中国軍幹部が演習で直接その威力を目にすることは最高の宣伝となる。
実際、中国は毎年、ロシアから十億ドル(約千百億円)程度の兵器を購入する最大の顧客。
ロシアは、安全保障上の理由から、中国に対して、最新の兵器は売却できなくても、
一九八〇年代に開発されたこれら旧モデルであれば、安保上のリスクを回避しながら、
経済的な利益を獲得できるという計算が働いているようだ。
インタファクス通信によると、ロシアを訪問中のヨルダン代表団は十七日、
軍用輸送機イリューシン(IL)76MF二機(約一億ドル)の契約を結んだ。
関係筋によると、ヨルダン側はロシアの防空システムの導入も検討中だという。
ロシアの国防費は今年度、五千五百四十八億ルーブル(約二兆千六百四十億円)と
前年度比で約34%増大したほか、来年度予算でも、
さらに20%以上増額される見込みとなっている。
これは メッセージ 41804 (kizin_onino_hidetora さん)への返信です.
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