江戸時代の先進性
投稿者: attoko12345 投稿日時: 2005/04/10 14:17 投稿番号: [31249 / 44985]
江戸幕府は後期封建制の国家でしたが中央集権国家としては不十分でした。
そのため明治維新は尊皇攘夷のスローガンで幕府を打倒、更に集権的国家を作っています。
廃藩置県で藩の自治権を否認、薩長の軍隊を国軍に再編し、官僚を養成します。
秩禄処分で藩の財産を国に取り戻すと同時に土地の所有権を耕すものに帰属させた。外資と国家予算で国営企業を起こして、民間に払い下げ、直ちに民族資本家を養成、資本主義化を促進していきます。つまり明治維新はブルジョア革命だったんです。
マルクス主義者が戦後、資本主義化が進んだのは江戸時代にマニュファクチャ時代があったはずだとして研究した結果、江戸時代に近畿、近江に農産物の加工工場が広くあったことを発表しています。
つまり、ヨーロッパと同じマニュファクチャ段階を経て近代工場が出てきたのです。突然資本主義化が起きたわけではない。政府の政策だけでは資本主義化はできないってことです。過去の生産方式が発展して資本主義化ができたのであって、植えつけられればできるというものではないようです。
資本主義化には人、物、金が必要ですが明治政府は金を用意しただけだったようです。
ものは絹、米、藍、などありますね。
実は是が江戸時代の後期の産物です。
元禄時代以後、幕府だけでなくどの藩の財政不用意に陥り、財政改革をしています。幕府は享保の改革等3度の改革をしていますが倹約だけで効果はありませんでした。
ところが、いくつかの藩では農産物の育成、農地拡大、更に特産物を育成し、専売的に大阪で販売し、財政を強化しています。同時に藩内の人事も改革、新人登用もしています。これらを絶対王政への傾斜と説明している歴史書があります。
ヨーロッパで言う重商主義政策、囲い込み運動のようなことが行われていたことになります。
幕府のしたの藩の段階で絶対王政のような進化が起きていたとすると、資本主義化に必要な「もの」があったことになります。
改革を最もうまく進めたのが薩摩藩で倒幕に乗り出す、というストーリーになります。
これは メッセージ 31248 (attoko12345 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019565/kldabaaf_1/31249.html