北朝鮮

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ヨタロウさん(社会主義について2・長文)

投稿者: lilasnosakukoro 投稿日時: 2004/06/04 11:07 投稿番号: [18979 / 44985]
  具体論に入りましょう。
  先日、北朝鮮の高官でありながら韓国に亡命したあのファン・ジャンヨブ氏がこういったことを発言していました。
「金正日は無能な政治家だ。彼の最大の過ちは、金日成路線を正しく守り通さなかったことだ」
  繰り返しますが、あのファン・ジャンヨブ氏が、です。これを耳にした時、私は1度「理想」(正義?   信念?   つまりは独善)に取り憑かれた人間の業の深さを感じたのです。命を的にしご家族に犠牲を払って金正日体制を批判しているファン氏にして、自分が批判しているものの根源を正視することができないのですよ?

  そもそも、社会主義革命を開始した人々の心に巣くっていたものとはどんなものだったのか。その点で多いに参考になるサイトを見つけましたので、掲載します。(長文の引用、ご容赦を。目を通されるのでしたら適当にはしょってくださいね)

http://www2s.biglobe.ne.jp/~mike/steinberg.htm#dai11

>   一〇月のそもそもの初めの日々より、レーニンはその同僚たちに、暴力、処刑、テロルに対する絶対的必要性を力説していた。一九二四年に発行されたレーニンについての著作で、レオン・トロツキーはこのことを証明する数多くの挿話に触れている。一〇月蜂起を承認したソヴェト大会の席上で、ボリシェヴィキのカーメネフは、トロツキーの賛意を得て、前線での死刑を復活したケレンスキーの法令を廃棄しようとの提案を行なった。この法令は、正式に取り消された。レーニンは、一日後にソヴェトのこの最初の行為を知って烈火の如く怒った。「何たる馬鹿げたことだ」と彼は叫んだ。「諸君は、処刑なしに革命がやれるとでも思っているのか?   自分を武装解除しておいて、敵を倒せるというのか?」。彼は、思いやりあるロシア人気質を「恐れていた」。彼は、ロシア人が毅然たる態度をとりうるのかどうかについて不信を抱いていたのである。「優しすぎる、余りに優しすぎるのがロシア人だ」と彼は断言した。「ロシア人には、革命的テロルという断固たる手段をとることができないのだ」。

>   その後にも、レーニンは人民委員会議の席上で同じ考えを繰り返し述べた。そして一九一八年二月、ドイツ軍が攻撃を開始した時、政府は「社会主義祖国は危機に瀕している!」(一九一八年二月二一日)という宣言をもって人民を引き締めることを決定した。その起草者はトロツキーであった。彼は、ロシア人民のヒロイズムに訴えかけるこの文書に、政府の命令に反対する者すべては「即座に処断される」という脅しを盛り込むよう提案した。人民委員たちがこの文案を検討した際、私は、この残酷な脅しは宣言全体のパトスを殺してしまうとして反対した。レーニンは嘲りをもって答えた、「それどころか、ここにこそ真の革命的パトスがあるのだ。君は、我々が残酷そのものである革命的テロルなしに勝利できるなどと本気で信じているのか?」。

>   この点については、レーニンと議論することさえ困難なことであり、我々はすぐに行詰ってしまった。我々は、広範囲のテロル能力をもつ厳格な警察的手段について議論していた。私が革命的正義の名においてそれに反対したことがレーニンを立腹させた。そこで私も憤慨して叫んだ、「それでは何故わざわざ司法人民委員部などという名称にかかずらうのだ。いっそのこと直截(ちょくさい)に、社会敵撲滅人民委員部と改称し、そこにまかせればいいじゃないか!」。レーニンは突然顔を輝かして答えた、「そう……まさにそうすべきなのだが……でもそう呼ぶ訳にもいくまい」。
(著者は、一時期ボルシェビキと連立を組んでいた社会革命党の幹部であるスタインベルグです)


  続きます。
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