>>>社会主義の20世紀その2
投稿者: lilasnosakukoro 投稿日時: 2004/06/03 14:01 投稿番号: [18969 / 44985]
>シャミ閣下
もう少し社会主義について考えたい気持ちになっています。お付き合いいただけますか?
>NEPの評価にはレーニンはスターリンよりまだまし、
という幻想ももちろんあるでしょう。
確かに。
いくらなんでも、スターリンと同列ではレーニンも救われませんからね。「俺の人生はなんだったんだ?」とあの世で思いかねません。(スターリンは論外としても、十分そう思ってもらいたい気もしますけど)
>ロシア革命の混乱と推移、ドイツ軍の介入と
東欧諸国独立に関する興味深い情報があります。
(既にご覧になっていた節はご容赦を)
ありがとうございました。
大変面白かったです。
>>最終的にボルシェビキの独裁体制に持っていくまで
いろいろやってますからね。ただ戦時下で政権奪取するには
手を汚さなければならなかったのも確かでしょう。
その度合いは考えねばなりませんが。
実は私、レーニンやジェルジンスキーがチェーカーを使ってテロをしかけたのに、どうしてナロードニキ(社会革命党)が対抗できなかったのかが不思議なんです。以前読んだ本のなかではこうあったんですが。(図書館で借りた本なのでタイトル忘れました)
ナロードニキは革命を成し遂げるまではテロ容認だったけれども、2月革命が成立した後はむしろ選挙による民主主義的な手続きにこだわった。逆にボルシェビキは、革命成立までは民主主義的手続きを重視していたけれど自分たちの革命を守るためにはテロも容認、とハンドルを切り替えたって。
う〜ん、どうだったんだろう。
>トロツキー=資産家と単純に考えると、ビンラディンみたいに
なっていたのかもとも思います。なんせ世界革命主義。
まあ、あそこまで妙なふうに歪んでいなかったとは思いますが。
トロツキーは、本質的に脇の甘いロマンティストですからねぇ。私が彼に一番似ていると思うのは、チェ・ゲバラです。
>周恩来は毛がいなくてもたぶんナンバー2。
ですね。
周恩来は永遠のナンバー2ですし、自分でもよく自覚していたんでしょう。そのへんは、共産主義者であっても買ってもいい人物かな、と思います。
>ヒトラーも政権奪取後、突撃隊を粛正しましたし、
金正日も革命第一世代を相当数粛正しています。
政権交代、権力構造変化の際、必ずこういうことが起きるようですね。
彭徳懐も文革の時に非業の最後を遂げてますし、朱徳元帥も弾圧されてますしね。
以前ぱらぱらと↓の本を拾い読みしたことがあったのですが、この主人公も処刑されているらしいです。
http://www.asahi.com/international/aan/review/review25.html
ある意味西南戦争もそうかもしれません。長州藩には明治維新後に大きな騒ぎを起こすようなエネルギーはほとんどなかったけど(起こったのは、萩の乱と秋月の乱、でしたっけ?)、薩摩にはまだ噴出され切っていないエレルギーが残っていた、って、確か司馬遼太郎さんがおっしゃっていたような記憶が……
>それにしても宗教の教義は何かと共産主義っぽい。
最大のポイントはこの世のものは神の物的なところですかね。
イエス・キリストの言葉のうちで好きなのに、「カイザーのものはカイザーに、神のものは神に返せ」があります。地上の権力に関する問題と信仰の対象に関わる問題を混同するな、という意味だと私は思いますし、それがキリスト教一般の解釈になっています。
でも、その解釈がお気に召さない人もいるようで。『イエスという男』を書いた田川建三氏は、あれこれと理由をつけて反権力意識と信仰(彼の場合は=イデオロギーでしょうが)を分離することが堕落だと書き立てています。あ〜あ、という感じ。
とはいえ、イエスにしろ、釈尊にしろ、老子にしろ、各人の内面のイメージを投影させられる容量がなければ一派の祖になんかなれないんでしょうね。
そういえば、アッシジのフランチェスコに関してもウンベルト・エーコがあれこれ書いていたなぁ。
長々と失礼しました。
それでは。
もう少し社会主義について考えたい気持ちになっています。お付き合いいただけますか?
>NEPの評価にはレーニンはスターリンよりまだまし、
という幻想ももちろんあるでしょう。
確かに。
いくらなんでも、スターリンと同列ではレーニンも救われませんからね。「俺の人生はなんだったんだ?」とあの世で思いかねません。(スターリンは論外としても、十分そう思ってもらいたい気もしますけど)
>ロシア革命の混乱と推移、ドイツ軍の介入と
東欧諸国独立に関する興味深い情報があります。
(既にご覧になっていた節はご容赦を)
ありがとうございました。
大変面白かったです。
>>最終的にボルシェビキの独裁体制に持っていくまで
いろいろやってますからね。ただ戦時下で政権奪取するには
手を汚さなければならなかったのも確かでしょう。
その度合いは考えねばなりませんが。
実は私、レーニンやジェルジンスキーがチェーカーを使ってテロをしかけたのに、どうしてナロードニキ(社会革命党)が対抗できなかったのかが不思議なんです。以前読んだ本のなかではこうあったんですが。(図書館で借りた本なのでタイトル忘れました)
ナロードニキは革命を成し遂げるまではテロ容認だったけれども、2月革命が成立した後はむしろ選挙による民主主義的な手続きにこだわった。逆にボルシェビキは、革命成立までは民主主義的手続きを重視していたけれど自分たちの革命を守るためにはテロも容認、とハンドルを切り替えたって。
う〜ん、どうだったんだろう。
>トロツキー=資産家と単純に考えると、ビンラディンみたいに
なっていたのかもとも思います。なんせ世界革命主義。
まあ、あそこまで妙なふうに歪んでいなかったとは思いますが。
トロツキーは、本質的に脇の甘いロマンティストですからねぇ。私が彼に一番似ていると思うのは、チェ・ゲバラです。
>周恩来は毛がいなくてもたぶんナンバー2。
ですね。
周恩来は永遠のナンバー2ですし、自分でもよく自覚していたんでしょう。そのへんは、共産主義者であっても買ってもいい人物かな、と思います。
>ヒトラーも政権奪取後、突撃隊を粛正しましたし、
金正日も革命第一世代を相当数粛正しています。
政権交代、権力構造変化の際、必ずこういうことが起きるようですね。
彭徳懐も文革の時に非業の最後を遂げてますし、朱徳元帥も弾圧されてますしね。
以前ぱらぱらと↓の本を拾い読みしたことがあったのですが、この主人公も処刑されているらしいです。
http://www.asahi.com/international/aan/review/review25.html
ある意味西南戦争もそうかもしれません。長州藩には明治維新後に大きな騒ぎを起こすようなエネルギーはほとんどなかったけど(起こったのは、萩の乱と秋月の乱、でしたっけ?)、薩摩にはまだ噴出され切っていないエレルギーが残っていた、って、確か司馬遼太郎さんがおっしゃっていたような記憶が……
>それにしても宗教の教義は何かと共産主義っぽい。
最大のポイントはこの世のものは神の物的なところですかね。
イエス・キリストの言葉のうちで好きなのに、「カイザーのものはカイザーに、神のものは神に返せ」があります。地上の権力に関する問題と信仰の対象に関わる問題を混同するな、という意味だと私は思いますし、それがキリスト教一般の解釈になっています。
でも、その解釈がお気に召さない人もいるようで。『イエスという男』を書いた田川建三氏は、あれこれと理由をつけて反権力意識と信仰(彼の場合は=イデオロギーでしょうが)を分離することが堕落だと書き立てています。あ〜あ、という感じ。
とはいえ、イエスにしろ、釈尊にしろ、老子にしろ、各人の内面のイメージを投影させられる容量がなければ一派の祖になんかなれないんでしょうね。
そういえば、アッシジのフランチェスコに関してもウンベルト・エーコがあれこれ書いていたなぁ。
長々と失礼しました。
それでは。
これは メッセージ 18961 (shamisengai さん)への返信です.
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