野田少尉の手紙
投稿者: topics_jk 投稿日時: 2008/06/09 00:58 投稿番号: [70164 / 85019]
大阪毎日新聞鹿児島沖縄版1938年1月25日付朝刊
(見出し)二百五十三人を斬り 今度千人斬り発願
さすがの〝波平〟も無茶苦茶 野田部隊長から朗信
(野田毅顔写真)
(本文) 南京めざして快進撃を敢行した片桐部隊の第一線に立つて、壮烈無比、阿修羅のごとく奪戦快絶〝百人斬り競争〟に血しぶきとばして鎬を削つた向井敏明、野田毅両部隊長は晴れの南京入りをしたがその血染の秋水に刻んだスコアは一○六 ― 一○五、いづれが先きに百人斬つたか判らずドロンゲームとなつたが、その後両部隊長は若き生命に誓つてさらに一挙〝千人斬〟をめざし野田部隊長は□□の敗残兵掃蕩に二百五十三人を斬つた、かくして熱血もゆる両部隊長の刃こぼれした白刃に刻んでゆく〝血刃行〟はどこまで続く?……
このほど豪快野田部隊長が友人の鹿児島県枕崎町中村碩郎氏あて次のごとき書信を寄せたが、同部隊長が死を鴻毛の軽きにおき大元帥陛下万歳を奉唱して悠々血刃をふるふ壮絶な雄姿そのまヽの痛快さがあふれてをり、〝猛勇野田〟の面目躍如たるものがある――
目下中支にゐます……約五十里の敵、金城鉄壁を木ッ葉微塵に粉砕して敵首都南京を一呑みにのんでしまつた、極楽に行きかヽつたのは五回や十回ぢやないです、敵も頑強でなか〜逃げずだから大毎で御承知のように百人斬り競争なんてスポーツ的なことが出来たわけです、小銃とか機関銃なんて子守歌ですね、迫撃砲や地雷といふ奴はジヤズにひとしいです、南京入城まで百五斬つたですが、その後目茶苦茶に斬りまくつて二百五十三人叩き斬つたです、おかげでさすがの波平も無茶苦茶です、百や二百はめんどうだから千人斬をやらうと相手の向井部隊長と約束したです、支那四百余州は小生の天地にはせますぎる、戦友の六車部隊長が百人斬りの歌をつくつてくれました
百人斬日本刀切味の歌(豪傑節)
一、今宵別れて故郷の月に、
冴えて輝くわが剣
二、軍刀枕に露営の夢に、
飢ゑて血に泣く聲がする
三、嵐吹け/\江南の地に、
斬つて見せたや百人斬
四、長刀三尺鞘をはらへば、
さつと飛ぴ散る血の吹雪
五、ついた血口を戎衣でふけば
きづも残らぬ腕の冴え
六、今日は口かよ昨日はお□、
明日は試さん突きの味
七、國を出るときや鏡の肌よ、
今ぢや血の色黒光り……
(中略)
まだ極楽や靖國神社にもゆけず、二百五十三人も斬つたからぼつぼつ地獄落ちでせう、武運長久(われ/\は戦死することをかく呼んでゐます)を毎日念じてゐます、小生戦死の暁は何とぞ路傍の石塊を捨ひて野田と思ひ酒、それも上等の酒一升を頭から浴びせ、煙草を線香の代りに供へられ度、最後に大元帥陛下万々歳。……(写真は野田毅部隊長)
(見出し)二百五十三人を斬り 今度千人斬り発願
さすがの〝波平〟も無茶苦茶 野田部隊長から朗信
(野田毅顔写真)
(本文) 南京めざして快進撃を敢行した片桐部隊の第一線に立つて、壮烈無比、阿修羅のごとく奪戦快絶〝百人斬り競争〟に血しぶきとばして鎬を削つた向井敏明、野田毅両部隊長は晴れの南京入りをしたがその血染の秋水に刻んだスコアは一○六 ― 一○五、いづれが先きに百人斬つたか判らずドロンゲームとなつたが、その後両部隊長は若き生命に誓つてさらに一挙〝千人斬〟をめざし野田部隊長は□□の敗残兵掃蕩に二百五十三人を斬つた、かくして熱血もゆる両部隊長の刃こぼれした白刃に刻んでゆく〝血刃行〟はどこまで続く?……
このほど豪快野田部隊長が友人の鹿児島県枕崎町中村碩郎氏あて次のごとき書信を寄せたが、同部隊長が死を鴻毛の軽きにおき大元帥陛下万歳を奉唱して悠々血刃をふるふ壮絶な雄姿そのまヽの痛快さがあふれてをり、〝猛勇野田〟の面目躍如たるものがある――
目下中支にゐます……約五十里の敵、金城鉄壁を木ッ葉微塵に粉砕して敵首都南京を一呑みにのんでしまつた、極楽に行きかヽつたのは五回や十回ぢやないです、敵も頑強でなか〜逃げずだから大毎で御承知のように百人斬り競争なんてスポーツ的なことが出来たわけです、小銃とか機関銃なんて子守歌ですね、迫撃砲や地雷といふ奴はジヤズにひとしいです、南京入城まで百五斬つたですが、その後目茶苦茶に斬りまくつて二百五十三人叩き斬つたです、おかげでさすがの波平も無茶苦茶です、百や二百はめんどうだから千人斬をやらうと相手の向井部隊長と約束したです、支那四百余州は小生の天地にはせますぎる、戦友の六車部隊長が百人斬りの歌をつくつてくれました
百人斬日本刀切味の歌(豪傑節)
一、今宵別れて故郷の月に、
冴えて輝くわが剣
二、軍刀枕に露営の夢に、
飢ゑて血に泣く聲がする
三、嵐吹け/\江南の地に、
斬つて見せたや百人斬
四、長刀三尺鞘をはらへば、
さつと飛ぴ散る血の吹雪
五、ついた血口を戎衣でふけば
きづも残らぬ腕の冴え
六、今日は口かよ昨日はお□、
明日は試さん突きの味
七、國を出るときや鏡の肌よ、
今ぢや血の色黒光り……
(中略)
まだ極楽や靖國神社にもゆけず、二百五十三人も斬つたからぼつぼつ地獄落ちでせう、武運長久(われ/\は戦死することをかく呼んでゐます)を毎日念じてゐます、小生戦死の暁は何とぞ路傍の石塊を捨ひて野田と思ひ酒、それも上等の酒一升を頭から浴びせ、煙草を線香の代りに供へられ度、最後に大元帥陛下万々歳。……(写真は野田毅部隊長)
これは メッセージ 70159 (chopper8111362 さん)への返信です.
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