韓国

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

東シベリア石油と、黒龍会

投稿者: utsukusiikuninihonn 投稿日時: 2004/12/02 23:58 投稿番号: [4936 / 85019]
アジアに関連して、米国、ロシア、中国、日本四カ国が、激しく綱引きを演じている現実のエネルギー問題と言えば、当面、東シベリア石油・ガス計画でしょう。

来年になれば、何らかの方向性は見えてくるでしょう。現状は、東シナ海同様、中国が自国案のみを認めるよう、ロシアに働きかけて、しかも日本案を認めないよう、随分ゴリ押ししていますね。

中国案は勿論、パイプライン全線を中国側に敷設して、大慶方面(ハルピン方面)に持ってきたい、そこから長春、鉄嶺、奉天、安東まで延伸敷設し、北朝鮮、韓国を抜ける京義線、京釜線経由(将来的にはここまでパイプラインを計画しているはず)で日本に輸出もしたい、勿論、何故この案に拘るかと言えば、日本、朝鮮へのエネルギー供給線を抑えて影響力を増す、さらにはパイプライン建設の費用を上乗せして石油・ガスを再輸出し、費用を日本に負担させる、という事でしょう。

シベリア鉄道、旧東清鉄道沿いにパイプラインを敷設するのは工事も容易で、短期間で完成可能だ、というのが中国の主張で、この話に裏で一枚噛んでいるのが韓国だろうと容易に推察がつきますね。ロシアでは、昔から中国と組んだ商売はうまくいかないと言われておりますが、ジンクス通りに、この案を中国とともに強力に進めていたユコスは今や解体の瀬戸際にあり、バイカル・アンガルスクからウラジオストック・ナホトカまで中国領を通さずにパイプラインを敷設する日本案は復活した格好ですね。米国は、ナホトカ出荷ならば輸入価格として見合うとしており、ロシアも俄然傾いてきています。(逆に、中国・朝鮮はこの線を何としても潰したい)

ただ、シベリアにおいて、果たして超大口径のパイプラインの建設が可能かどうかという問題もさることながら、その前に、この東シベリア石油・ガス計画(サハリンも似たようなもの)が実際に成り立つかどうかの方が気にもなりますが・・・・

しかし、この話が出てくると、いつも思うのですが、出てくる地名(面倒なので旧名で)も、全体的な構図も、日本人にすると、またも・・の感ひとしおですね。まさに満州・朝鮮問題の構図をなしたすべて、日露戦争で使われた鉄道や当時の経済圏、ロシア、中国、朝鮮などがそっくりそのまま出てくるのですから。

また、この件で話したり、説明する際にいつも頭に浮かぶのはやはり黒龍会の事であります。


内田良五郎。黒田藩士、筑前勤皇党の重鎮。三人息子があり、三男は名を良平。また、良五郎の実弟は、平岡浩太郎。内田良平は、後に黒龍会を興し、日本のロシア・中国・朝鮮政策に決定的な影響を与えました。平岡浩太郎は、頭山満らと玄洋社を興し、これもまた日本のアジア政策に多大の影響を与えました。
内田良平は、殊に日露戦争、朝鮮併合に関して決定的とも言い得る活動、調査を行いました。

内田は、長じてロシア語に堪能となり、二十代からハバロフスクからペテルスブルグまで数度にわたり、鉄道、船、橇、自動車、徒歩などで調査行を行い、追って陸軍とともに鉄道関連の調査も担当しました。黒龍江を船で下ったこともあり、これらの調査結果をもとに日本政府、陸軍に実情を報告し、日露戦開戦への意思決定に重要な役割を果たしました。ロシア、満州、黒龍江関連の調査情報、それに基づく分析が可能でした。政治的偏向を問われるべき前に、語学、地政的知識、調査技術によく長けた人間で、この辺りが中国・朝鮮などの民族主義者と日本人が大きく異なるというか、まったく違う点でした。
また、「最新満州図」(史上初めての満州の大型詳細地図)や「露国当方経営部面全図」などを出版して、欧米各国も揃って購入するなど、海外でも今でも高い評価を得ております。

黒龍会、玄洋社と言うと、ついこの間まで国粋、右翼などの分類を勝手にされ、偏見視されてきましたが、実態としてはシンクタンクに近く、それだからこそ当時の日本政府、中国、朝鮮でも政治家・軍人がこぞって黒龍会などを頼みにもし、直接的に大きな影響を被りました。
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)