韓国

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

戦争史料の見方、扱い方-2

投稿者: foryoufor 投稿日時: 2004/10/28 18:57 投稿番号: [3712 / 85019]
2   隠されている史料



  旧陸海軍史料の多くは、防衛研究所に所蔵されて公開されている。しかし問題が多い。防衛研究所には「戦史史料の一般公開に関する内規」(1982年12月)というものがある。この内規は非公開になっているが、漏れ伝わっているところによると、「プライバシーの保護を要するもの」「国益を損なうもの」「好ましくない社会的反響を惹起するおそれのあるもの」「その他公開が不適切なもの」と「判定した場合は公開しない」と決められている。「国益を損なうもの」には、「外国人(捕虜の虐待)」「領土問題」「略奪及び虐殺等」「有毒ガスの使用」などが、「好ましくない………」には「細菌兵器の実験についての報告・記録」「細菌兵器使用の疑いを抱かせるもの」などが例示されている(秦郁彦『現代史の争点』)。

 

  要するに、日本軍が毒ガスや細菌兵器を使ったり、捕虜を虐待したり、占領地の住民を虐殺したという史料は公開しないということが防衛庁内部で勝手に決められているである。先ほど、アメリカが没収した史料が返還されたと書いたが、これらの史料を扱っていたアメリカの関係者は731部隊関係の史料があったと話しているが、日本に返還されてからは誰も見ていない。隠されているとしか考えられないが、史料リストがないために何を隠しているのかもよく分らない現状である。今年の2月、国会での追及によって防衛庁は、旧軍関係史料約11万6000件のうち約7000件を非公開にしていることを明らかにした。

 

  ところでイギリスの国立公文書館では、非公開のものも含めて史料にはファイルごとに名前、作成年が付けられて、閲覧者用の目録に記されている。非公開の場合、50年間非公開closedというように明記されている。つまり非公開の史料として、どのようなファイルが存在し、かついつまで非公開であるのかが、閲覧者にもわかるようになっている。それに対して日本の場合には、どのようなファイルがあるのかさえもわからない。

  さらに問題なのは、この数年来、戦争責任の追及、日本軍慰安婦問題を初めとする戦後補償要求が出てくる中で、以前は閲覧できたものができなくなったり、史料の一部が白い紙で封をされて見られなくなっているものが増えていることである。情報公開に逆行する動きが進んでいる
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)