地球温暖化問題に関して一言!

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ミランコビッチ・サイクル

投稿者: protostar2006 投稿日時: 2007/02/12 01:53 投稿番号: [353 / 55267]
地球表層の炭素の循環   川幡穂高
http://www.gsj.jp/Pub/News/pdf/1990/03/90_03_03.pdf

ここの図2が過去16万年間の氷河期と二酸化炭素の関係です。
左側が現在で、2500万年後の一番低い値が最終氷河期の値です。
そこから現在に至るまで、ずっと二酸化炭素濃度は上昇しているのです。

短期の寒冷化は太陽活動が大きく関与しているのは、
他のデータから明らかです。小氷期=太陽活動極小期

長期的な氷河期への影響は「ミランコビッチ・サイクル」が関与していると考えられます。
どちらも天文学的な要因です。

このPDFの36Pに、
「11.氷河期,間氷期の温度と二酸化炭素
二酸化炭素の濃度は,この16万年の間地球表面の温度
と正の相関で変動してきた(第2図)。この変動は人類の
活動によってではなく,自然のサイクルでおこったもの
であり,現在の温暖化と温室効果を考える上で,重要で
ある。

この16万年の間に約10回氷期・間氷期が繰り返し訪れ
た。これは,通常「ミランコビッチ理論」によって説明される。この理論によると,
公転軌道が変わると,地球の緯度・季節で受ける太陽エネルギーの量が変わり,その結
果,気候変動が起こる。変動は地球軌道の
3つのパラメーター(離心率・傾斜角・近日点通過時期)に大きく支配されている。

この中で,離心率は,地球の公転軌道がどの程度完全な円から外れているのかを示す量である。
傾斜角は,地軸が公転面の鉛直方向となす角度である。
近日点通過時期は,地球が太陽に最も近づく時の地軸の方向を決定する。

離心率・傾斜角・近日点通過時期の変動の計算結果は,
それぞれ約10万年・4万年・2万年の周期のあることを示している。

最も現在に近い氷期は1万8000年前の最終氷期であ
る。この当時の地球では,陸地の3分の1が氷で覆われ
ていた。ある地域ではその厚さは数㎞に達しており,
氷の量は地球上の水の約5%にも達していた。最終氷期
の最盛期の二酸化炭素濃度は,後氷期(あるいは間氷期)
にあたる現代の約70%である。

氷河期のおわりに大気中の二酸化炭素が大きく
増加したのは,温度の上昇ということではとうてい説明
できない。

増加した原因は,二酸化炭素の一部が有機物に変化
し,海洋ー大気間の循環システムから離れたためではた
いかというのが,現在考えうる唯一の解釈である。

(1)氷河の衰退による森林の増殖,
(2)上昇した海水準による大陸棚への多量の海洋植物の堆積,が挙げられる。これらの仮説で炭素同位体の変動は説明できるが,前のモデルでは燐酸を海洋から除去することは不可能で、私有孔虫の分析からは,燐酸の減少が示されており,後者(2)のモデルの方がよいように思われる(Broecker,1985)o

温度の変動が主要因で,二酸化炭素の変動は
その効果を増大させたように思われる。
しかし,その各々のプロセスについては,まだよくわかっていない。

二酸化炭素の温室効果気体による温度上昇
を考えるためには,自然界における温度の変動と,化石
燃料からでた二酸化炭素の蓄積炭素の挙動による温度の変動を分けて考えることが必要である。」
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