贈別二首之一 杜牧
投稿者: ajisai110701 投稿日時: 2011/07/03 19:39 投稿番号: [8 / 735]
永井荷風の「墨上春遊」
>★十里珠廉・・・晩唐・杜牧の詩「贈別其一」の句に基づく。
艶冶な気分を醸しだしている。
春風十里揚州路
捲上珠廉總不如<
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贈別二首之一
杜牧(晩唐・803〜852)
娉娉嫋嫋十三餘
娉娉(ほうほう)嫋嫋(じょうじょう)たり十三餘
豆●梢頭二月初
豆●(とうこう)梢頭(しょうとう)
二月の初め
春風十里揚州路
春風十里
揚州の路
捲上珠簾總不如
珠簾を捲き上ぐるも
総べて如かず
●・・・クサカンムリ
+
寇
コウ
(容貌は)あくまでも美しく、(姿態も)しなやかな十三歳餘りの乙女は
(陰暦)二月初旬の「ずく」のこずえのよう(に、つぼみのままで、
まだ咲ききってはいない)
(その二月の)春風の、(吹きわたる)揚州十里の街路で
巻き上げた玉のすだれ(の中にいる美女たち)も、
すべて(この乙女に)及ぶものはいない
★豆コウ・・・
「ずく」の類の植物の名。
晩春から初夏にかけて、美しい淡黄色の花を開く。
二月の初めには、まだほころばぬつぼみであるため、
ここでは、十三・四歳の美しい乙女にたとえたもの。
「豆●年華」という言葉はこの詩の句に由来。
★詩は、歌妓である美少女を、桃や杏とその妍を競うべき
「豆コウ」の花のつぼみに擬して、春風珠簾の美人麗人たちにも
それに比肩する者は存在しないと断定している。
★田部井文雄『唐詩三百首詳解』下, 大修館書店
つづく
これは メッセージ 7 (ajisai110701 さん)への返信です.
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