山中松 真山民
投稿者: ajisai110701 投稿日時: 2011/09/13 21:02 投稿番号: [500 / 735]
山中松
真山民(南宋〜元・1274頃の人)
我愛山中松
我は愛す山中の松
歳月歴已深
歳月は歴として已に深し
氷雪凍不死
氷雪に凍えるも死せず
偃蹇岩之陰
偃蹇(えんけん)す岩の陰
雖然石底棄
然りと雖も石底に棄せれば
幸免斧斤尋
幸にして斧斤の尋れを免る
時時清風来
時時
清風の来たりて
松頭自微吟
松頭
自(おのずか)ら微吟す
わたしは山中の松を愛している
松は
幾星霜を歴て
おくゆかしくひっそりと立っている
氷雪にさらされても
凍え死ぬこともなく
曲がりくねってある岩の陰
しかしながら、谷底にただ独り
ぼつんと立ってはいるからこそ
人間に斧で切りたおされるようなめにあわずにすんでいる
たえまなく吹きわたる清風に
松のこずえのさわめきは
まるで低く歌でもうたっているようだ
★訓読・解釈はあじさいです。
.
これは メッセージ 499 (ajisai110701 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1835412/bbgmdb2vdbffcbeh_1/500.html