九月九日憶山東兄弟 王維
投稿者: ajisai110701 投稿日時: 2011/09/09 22:17 投稿番号: [470 / 735]
九月九日憶山東兄弟
王維(盛唐)(699〜759)
独在異郷為異客
独り異郷に在って異客と為り
毎逢佳節倍思親
佳節に逢ふ毎に倍(ますま)す親(しん)を思ふ
遥知兄弟登高処
遥かに知る兄弟 高きに登る処
遍挿茱萸少一人
遍く茱萸を挿して一人(いちにん)を少(か)くを
私ひとりが他郷で旅人となっている
めでたい節句がくるたびに、いよいよ故郷にいる親兄弟のことを懐かしく思う
故郷の兄弟たちは今ごろ山に登っているだろう
みな揃って 茱萸をさしている中に、自分ひとりだけがいないのだ
★九月九日・・・重陽または重九。陽月陽日。
九は陽数で吉祥・幸福・光明の象徴。
九九は中国語の「久久」と同音で、長久平安の意味。
明・清代の皇帝の住居であった故宮の宮殿の間数も、
九千九百九十九間。長長久久。
★王維 17 歳のときの作。望郷の情。
★遥知兄弟登高処
遥かに知る兄弟 高きに登る処
「登高」のことです。
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