紫陽花亭日乗

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Re: 刺客列傳第五話 「荊軻」起の段 4 

投稿者: ajisai110701 投稿日時: 2011/08/03 21:14 投稿番号: [255 / 735]
★『史記會注考證』「正義」より

燕丹云、太子丹質於秦、秦王遇之無禮、不得意、欲歸、秦王不聽、謬言曰、
令烏頭白、馬生角、乃可、丹仰天歎焉、即爲之烏頭白、馬生角、王不得巳遣之、
爲機發橋欲陥、丹過之、爲不發、風俗通云、燕太子丹天爲雨粟、烏頭白、
馬生角也、


燕の丹が云ったことである。

太子丹が秦に人質としていたとき、秦王の丹に対する待遇に礼がなかった。
丹は不本意で、帰国したいと思ったが秦王は許さず、
そこでとんでもないことを言った。

すなわち、烏の頭を白くし、馬にツノを生やすことができたら許そう、と。

丹は天を仰いで嘆いた。
すると烏の頭が白くなり、馬にツノが生えた。
秦王はそれでも丹の帰国を快く思わず、
途中の橋にしかけをして丹を落とそうとしたが、丹は無事に通過した。

『風俗通義』に云う。(燕太子丹を憐れんで)天が穀物を降らせ、
烏の頭を白くし、馬にツノを生やしたのである、と。

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