Re: 『史記』「管晏列傳第二」
投稿者: ajisai110701 投稿日時: 2011/07/29 21:19 投稿番号: [218 / 735]
◆孔子の人となりと評価について
★人の資質を見抜く目、力量を持っている。
★状況証拠の積み重ねわする。
★思い込み、感情で判断しない。
★多面的、多岐的なものの見かたをしている。
★孔子は、なかなか人を仁者だと評価しない。
パーフェクトな人間はいないから。
★仁にも大小高低があると見ているのではないか。
◆孔子は管仲について、功績は大だが人格は小である、
と評価したように思われる。
◆孔子は、切り口を変えて評価している。
★孔子は実利的、合理的。
◆『論語』「巻第五
子罕第九」
〔原文〕
子罕言利與命與仁、
〔訓読〕
子、罕(まれ)に利と命と仁とを言う。
〔解釈〕
先生は、まれに、利益と運命と仁のお話をされた。
〔訓読〕
子、罕(まれ)に利を言う、命と仁と。〔金谷治、貝塚茂樹の解釈〕
〔解釈〕
先生は利益と運命と仁とのことは殆んど語られなかった。
〔訓読〕
子、罕(まれ)に利を言う、命と與(とも)にし仁と與(とも)にす。
〔解釈〕
先生はたまに利益についてお話になる。
そのときには、利が天命にかなっているか、仁の道にかなっているか、
必ずそれをお話になる。
★孔子は、仁についてどう思っているか。仁とは何か。
◆孔子が仁者として最も評価していたのは顔淵(顔回)
『論語』「巻第三
雍也第六」
〔原文〕
子曰、回也、其心三月不違仁、其餘則日月至焉而已矣、
〔訓読〕
子の曰わく、回也其の心三月仁に違(たが)わず。
其の餘は則ち日(ひび)月(つきづき)に至るのみ。
〔解釈〕
先生がいわれた。「回は三月も心を仁の紱から離さない。
その他の者では一日か一月のあいだゆきつけるだけのことだ。
つづく
以上、引用した『論語』は、金谷治, 岩波文庫からです。
★次回から、あとまわしにした晏子(アンシ)についての記述に入ります。
つづく
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これは メッセージ 217 (ajisai110701 さん)への返信です.
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