紫陽花亭日乗

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列異・散同

投稿者: ajisai110701 投稿日時: 2011/07/28 22:19 投稿番号: [208 / 735]
たとえば、「楊柳」という言葉ですが・・・

「柳」は送別の詩に多く登場します。
送別のとき、送る人は柳の枝を折りとり、まるく輪にして
出立する人に贈ります。輪は再会の象徴です。

人を送るときは、土地と土地を隔てる河まで見送ることが慣習です。
そして河の土手には柳がはえています。

中国では、柳も楊もおおざっぱにいうなら同じ。
漢詩をつくるとき、平仄の関係でどちらの字を使うか決めます。

「楊柳」の二字で単なる「やなぎ」のこと。
平仄の関係で一字ずつ使い分けすることもあります。
また厳密なことを言えば、「楊」は枝が上向きになっているやなぎ、
ねこやなぎを連想。
「柳」は枝が下向きになっているやなぎのことです。

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◆「列異」「散同」の説明です。

「列異」というのは、同じような意味を持つ字を二字ならべた言葉で、
そのふたつの文字はそれぞれ異なる意味を持っている。
それを厳密に区別する。

なんのことやらよくわかりませんが、たとえば、

「倉庫」・・・「倉」も「庫」も同じ、物を収納しておくクラですが、
「倉」は、穀物を入れるクラ。「庫」は、武器を入れるクラ。

「泣涕」・・・「泣」も「涕」も涙を流すことですが、
「泣」は、目から出る涙。「涕」は、鼻から出る涙。

★「散同」・・・一字のみ使用する場合は包括的意味。

たとえば、上記の字で、
「倉」一字なら、一般的なクラ。特になかみに言及しない。
「泣」一字なら、一般的にただナミダをいう。

★「楊柳」の場合はたぶん、どちらの字一字でも「散同」、
「楊柳」と二字そろって「列異」なんだろうと思います。

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