Re: 仏説観無量寿経 王舎城の悲劇
投稿者: ajisai110701 投稿日時: 2011/07/17 20:54 投稿番号: [115 / 735]
〔解釈〕
その時、マカダ国の都にある王舎大城に、一人の太子がいた。
阿闍世(アジャセ)という名である。
調達(チョウダツ)という名まえの悪友に唆され、父王の頻婆娑羅(ビンバシャラ)を
捕え、幽閉して人の立ち入ることのできない七重の牢獄の中に置いた。
諸々の家来たちに命令して、誰一人として王のところへ近寄ることができなかった。
(即ち王は餓死するよりほかない)。
そこで、名は韋提希(イダイケ)という国王の妃が、夫である頻婆娑羅
(ビンバシャラ)王を尊敬していたので、身を浄め、酥蜜を●(ショウ)に
まぜこねて、自分の全身に塗りつけ、いろいろな装飾品の中に、
蒲桃(ぶどう)果汁を仕込み、ひそかに王にさしあげた。
その時、大王は、●(ショウ)を食べ漿(ショウ)を飲み、飲み水を求めそれで口をすすいだ。
口を漱(すす)ぎおわると、合掌し恭しく、丁度そのころ仏陀が説法をしている
耆闍崛山(ギシャクツセン)に向かい、遙かに世尊に拝礼し、このように言った。
「お釈迦さまの十大弟子のひとりである大目<牛建>連(ダイモクケンレン)は、
わたしの親友である。願わくは慈悲の心でもって、わたしに八つの戒を授けたまえ」と。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
〔トピ主解説〕
たまたまその日は、妃が食物を持ちこんでくれた。
しかしこれからもそれができるとはかぎらない。
このときビンバシャラ王は、餓死を覚悟した。
そして立派な人間としてあの世に行くための守るべき八つの約束事を、
教えてもらおうと願った。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そのとき、神通力第一の目<牛建>連は、ビンバシャラ王の言葉を聞きつけると、
鷹・隼(はやぶさ)が空を飛ぶがごとくに、瞬時に牢獄に居る王の所に立ち現れた。
それからというもの毎日毎日、目連尊者はこのようにして、
王のところにやって来て王に八戒を授けた。
その話を聞いた世尊(釈迦)もまた、釈迦十大弟子の一人であり、
最も説教の上手な尊者富楼那(フルナ)を遣わし、王のために説法をさせた。
このようにして目連と富楼那とで王に説法すること、三七、二十一日間が経過した。
王は●蜜(ショウミツ・麦こがしと蜂蜜)を食べ、お釈迦さまの教えを聞いた
おかげで、顔色はいつも穏やかでにこやかであった。
つづく
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その時、マカダ国の都にある王舎大城に、一人の太子がいた。
阿闍世(アジャセ)という名である。
調達(チョウダツ)という名まえの悪友に唆され、父王の頻婆娑羅(ビンバシャラ)を
捕え、幽閉して人の立ち入ることのできない七重の牢獄の中に置いた。
諸々の家来たちに命令して、誰一人として王のところへ近寄ることができなかった。
(即ち王は餓死するよりほかない)。
そこで、名は韋提希(イダイケ)という国王の妃が、夫である頻婆娑羅
(ビンバシャラ)王を尊敬していたので、身を浄め、酥蜜を●(ショウ)に
まぜこねて、自分の全身に塗りつけ、いろいろな装飾品の中に、
蒲桃(ぶどう)果汁を仕込み、ひそかに王にさしあげた。
その時、大王は、●(ショウ)を食べ漿(ショウ)を飲み、飲み水を求めそれで口をすすいだ。
口を漱(すす)ぎおわると、合掌し恭しく、丁度そのころ仏陀が説法をしている
耆闍崛山(ギシャクツセン)に向かい、遙かに世尊に拝礼し、このように言った。
「お釈迦さまの十大弟子のひとりである大目<牛建>連(ダイモクケンレン)は、
わたしの親友である。願わくは慈悲の心でもって、わたしに八つの戒を授けたまえ」と。
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〔トピ主解説〕
たまたまその日は、妃が食物を持ちこんでくれた。
しかしこれからもそれができるとはかぎらない。
このときビンバシャラ王は、餓死を覚悟した。
そして立派な人間としてあの世に行くための守るべき八つの約束事を、
教えてもらおうと願った。
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そのとき、神通力第一の目<牛建>連は、ビンバシャラ王の言葉を聞きつけると、
鷹・隼(はやぶさ)が空を飛ぶがごとくに、瞬時に牢獄に居る王の所に立ち現れた。
それからというもの毎日毎日、目連尊者はこのようにして、
王のところにやって来て王に八戒を授けた。
その話を聞いた世尊(釈迦)もまた、釈迦十大弟子の一人であり、
最も説教の上手な尊者富楼那(フルナ)を遣わし、王のために説法をさせた。
このようにして目連と富楼那とで王に説法すること、三七、二十一日間が経過した。
王は●蜜(ショウミツ・麦こがしと蜂蜜)を食べ、お釈迦さまの教えを聞いた
おかげで、顔色はいつも穏やかでにこやかであった。
つづく
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これは メッセージ 114 (ajisai110701 さん)への返信です.
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