Re: 日曜雑感
投稿者: tokyo_cachito3 投稿日時: 2012/12/18 12:11 投稿番号: [2996 / 3149]
古今亭志ん朝、和服の似合うじつに粋な噺家だったが若くして故人になった。生きていれば、今頃は千金の値打ちがある枯れた名人芸が見聞きできたのにと残念至極である。かれに太鼓持ちの「いっ八」なぞを演らせたら、寄席の客はそのまま明治、大正の花柳界に引っ張り込まれて、しばらくは帰れなくなること請け合いである。この人、どういうわけかドイツが好きで、訪独歴は数十回を数え、会話レベルのドイツ語なら何とかこなせたというから大変なものだ。そのドイツ贔屓、まさか、親父の志ん生の得意ネタだった「寝床」、番頭の佐兵衛が旦那の義太夫から逃げ回った挙句、書置きを残して逐電、「だんだん、聞いていったら、あの人はいまドイツにいる」という奇想天外な「サゲ」に影響されたわけでもあるまい。で、この志ん朝、同じドイツ語圏のスイスにもよく足を伸ばし、なんと、スイス軍から名誉の「負傷勲章」を貰っているから凄い。「凄い」といって、種明かしをすればなんのこともない。冬山にバズーカ砲を撃って雪崩をおこす軍の訓練に特別参加、その照準器が顔面に当たってカスリ傷を負っただけなのだが、まぁ、渡すほうだって日本の著名な「Story teller」がわざわざテレビクルーとやって来たのだからと、冗談半分のご褒美だったのだろう。
まあ、例によって支離滅裂な文章なのは、「饒舌」を「教養」と心得ている、ろくに読みもしない古本集めが趣味というだけの似非インテリだからご勘弁願いたい。
これは メッセージ 2995 (fou**int さん)への返信です.
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