図書館
投稿者: tokyo_cachito3 投稿日時: 2012/12/06 09:04 投稿番号: [2949 / 3149]
久しぶりに図書館に行った。いやはや、世の中には勉強好きな真面目な人もいるものかな、きちんとノートに取りながら脇目も振らず励む人がたくさんいた。ノートに数式を書き込んで静かに考えに耽っている女性などを見ると、数学などは思案の外、足し算も電卓の世話になるわたしなどは、惨めさと自己嫌悪でいたたまれなくなる。いったい、ろくに読みもしない本を大量に抱えて、それでも買い続けるのはなんの因果、強迫概念か。昔、読んだ{ギッシング短篇集}に「蜘蛛の巣の家」というのがあり、貧しい古書蒐集マニアの病的な生活を描写していたが、ネットオークションにある、日本語版、そして中国語版「レーニン全集」を買うか、買うまいかと考えているようでは、わたしもそれに近いか。「去るものは日々に疎し」、ロシア革命の指導者、ソビエトの創始者も、その銅像が足元をボッキリ折られた姿でクレーン者で吊り上げられ、横倒しのまま空中に揺れているビデオを見ると、やんぬるかな、「イデオロギーは虚構である」と喝破した司馬遼太郎の言葉はイヤでも受け入れるほかはない。その「虚構」が、いったん大衆を掴むと恐ろしい力になって歴史を作り変えるのも事実で、人というものは案外に脆い。
これは メッセージ 2948 (tok*o*cach*to3 さん)への返信です.
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