自転車
投稿者: tokyo_cachito3 投稿日時: 2009/05/10 16:45 投稿番号: [1855 / 3149]
「そちらに自転車はあるか。できたら一人で市内観光したい。中華街に行きたい」
「自転車はないが貸し自転車を用意しておく。しかし、自転車だと市の中心部まで一時間はかかるが大丈夫か」
「先日は(台湾で)五時間も乗った。地図とグーグルアースで地理を勉強しているから問題ない」
ヤフーの翻訳に助けられて張さんの弟とこのようなメールのやりとりをした。だが、自分の不明だったが、いまどき観光地でもない限り「貸し自転車」などはどこにもなかった。自転車などは大型スーパーやホームセンターで一万円から売っている。そこで、「新車を買っておく」とメールしたが余計な出費をさせては悪いと思ったらしく「危ないし地理もわからないから自転車には乗らない」と返事があった。
話は大きく跳ぶ。10年ほど前、新興住宅地にあるわが家に母子の訪問者があった。キリスト教系の布教者で、どこの家のドアもノックして小冊子などを置いていく人たちだ。かれらはそれを「奉仕活動」と言うが、その「奉仕」は創造者の神に対してであって、「為服務人民」ではない。かれら、一軒、一軒尋ねてもたいていは玄関払いを喰らうから、部屋にあげて話を聞いた私などは無信仰だがハルマゲドンの恐怖を免れるかも知れない。まぁ、それはともかく、それがきっかけでその人たち、特に彼女の若い息子が尋ねてくるようになった。驚いたことに地元の大地主で邸宅住まいである。駅前にも随分土地を持っている大資産家で、聞くところでは、駅前に何軒もある不動産屋もこの家に不始末をすると商売ができないという。正直なところ、こういう人たちとつき合って損はない。
で、彼に「自転車」の話をした。「貸してあげますよ、チャリンコくらい。そうだ、親父が去年、電動自転車を買って最近は全然乗ってないから…」と言ってすぐに電話してくれた。昨日、新車同様のそれを充電器と一緒に軽トラックで運んできてくれた。歳は離れているが友達はありがたい。電動自転車は100円のビニールカバーを掛けられ、門扉にワイヤー・キーで繋がれて明後日の張さんの来日を待っている。
これは メッセージ 1854 (tokyo_cachito3 さん)への返信です.
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