恭喜発財
投稿者: tokyo_cachito3 投稿日時: 2008/02/11 18:24 投稿番号: [1446 / 3149]
「恭」の字はこれで良かっただろうか。台湾ではどの家でも「富貴」など、考えつく限りのめでたい字の張り紙がしてある。もちろん、すべて原色の赤で中間色なんか探してもみつからない。これもかなり前の話だが、結婚を控えた台湾の母娘が日本のデパートで「婚礼用品」を整え、台湾で挙式するまでのルポを日本のテレビ局がオンエヤしていた。わざわざ日本まで買い付けに来るのだから裕福な家庭なのだろうが、かつて、なんでも「日本製」といえば有難がられた時代があったのである。結婚式にブーケ(花束)は欠かせない。彼女達は深紅のそれを探していたがついに見つからず、ピンクの花束(もちろん生花と見紛うほど良くできた造花である)を買って帰った。テレビカメラは挙式直前の彼女の家にまで入り込み、彼女は大勢の家族の前でスーツケースから様々な品物を取り出した。もちろん、そこには婿殿も来ていたのだが、彼はブーケを見るなり「この色は良くない」と真顔で言う。済まなそうに「これしかなかった」と弁解する彼女に、思わぬ助太刀が現れた。後ろの椅子に腰掛けていた彼女の祖父である。立ち上がって「それがいいんだ。まっ赤っかはだめ」と日本語で声をあげた。日本のテレビが来ていたから思わず日本語を使ったのかもしれないが、番組としてはこの場面が予期せぬ「絵」になったのである。婿殿と日本語世代の花嫁の祖父に色彩感覚の齟齬があるのは説明するまでもない。もちろん、「よい、悪い」の話でない。
司馬遼太郎ばかり読んでいるから文体が似てきた(笑い)。
これは メッセージ 1441 (unhoo さん)への返信です.
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