土産物
投稿者: tokyo_cachito3 投稿日時: 2008/01/07 20:56 投稿番号: [1419 / 3149]
時折、ここの台湾トピに「台湾にお土産を持っていたいのですが、なにが喜ばれますか」という質問が寄せられる。旅行中に世話になり、再度の訪台で「なにか、喜ばれる日本の物を」というのは私も経験があるからわかる。これには、お約束のように「心がこもっていれば値段は関係ありません」という模範回答が出てくるのだが、わたしは綺麗ごとの建前を言うのは好きではないから、以前、「ソニーの最新のビデオカメラなんか喜ばれます」と、書いてやったことがある。もちろん冗談だが喜ばれるのは確かだろう。「なにか日本的なものを…」というのは誰でも考えるが、そうしたものは浅草の仲見世か東京タワーの土産物屋に並んでいるような安物の紛い品しかない。台湾人もよく知っているからそんなものは見向きもしない。だからといって、本物の浮世絵や輪島塗、御木本のネックレスを持っていく人はいないだろう。セイコーの腕時計でも10万を超えるアナログなら見栄えもいいが、アルバ・ブランドのデジタルじゃ礼も言ってくれない。話がすこしややこしくなるが、張家の長男から高山茶をお土産に貰って帰ったことがある。彼の姉を通じて聞いたその値段はにわかには信じられないほどである。彼は仕事をしている時間より座ってウーロン茶を飲んでいる時間のほうが長いのではないか、と思うような風雅な人で、わが家に帰って煎れたそのお茶はさすがに絶品だった。「これは会社の女性達の昼時に飲んでもらおう、自販機の伊藤園やサントリーの缶ウーロン茶とはまったくの別物だ。本物のウーロン茶とはかくも美味しいものだと認識を新たにするに違いない」と思い、お茶当番の人に渡してあげた。彼女が大きな急須にお茶を煎れたのは確認した。パートの女性は十数人もいたのだが、なんの反響もない。上手いもまずいもなんとも言ってこない。数日経って、「飲まないのなら返して貰おう」と思い、湯沸し室の戸棚を探したのだがモノがない。「あのお茶、どうした」と聞いたら、「以前、勤めていた○○さんが子供を連れて遊びにきたので上げちゃいました」
これは メッセージ 1417 (tokyo_cachito3 さん)への返信です.
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