ビックリ台湾!?

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地下足袋

投稿者: tokyo_cachito3 投稿日時: 2007/12/28 17:41 投稿番号: [1388 / 3149]
>日本の漫画を見ると、作者の絵画の基礎が並大抵でないと思うのが多い。

先生からこう言われると嬉しいですね。また、日本の大学に「漫画科」がないと思われるのは御年配の常識人として当然ではありますが、すでに日本の大学はごく一部を除いてすっかりレジャー施設になっていますから、なんと、最近になってこれが出来たんですよね。
日本には「ヘタウマ」という言葉があって、一見すると手抜きもいいかげんにしろと思うような下手な漫画だが、実はそうではない、他にはマネもできないほどの筆力の漫画家がいます。どこの小中学校にも上手いマンガを描く子供がいて、それが高校生くらいになると仲間をつくったりするので、日本のマンガの裾野は広く、厚いのです。台湾の街角で「どらえもん」を読んでいたいた子供たちを見かけたことがあります。これは中国でも大人気というのですが、ギャグ漫画には目がないわたしも、あの頭に竹トンボをつけて空を飛ぶというやつが嫌いで、あの作者は評価していません。もっとも、大のおとなが「ドラえもん」を読んでいたら周囲から白い眼で見られますよね。unhoo先生は多分、「谷岡ヤスジ」という漫画家はご存知ではないと思います。すでに亡くなりましたが、彼の筆致はその晩年になるほど枯れに枯れて、ここまでやるかと思うほど極限までデフォルメされましたが、虫眼鏡で見ると、遠くで鍬を振るっている人物(タゴ)も地下足袋から腰の手拭までまったく手抜きがないという驚きがあります。
話は変わります。その地下足袋で思い出しました。もう、十数年前、台湾の九族文化村に行ったことがあります。実物展示の家屋などは、中にはいると予想外に繊細な造りでした。その近くで高砂族の年配の男性が、これも実演ということでしょうが、なにか作業をしており、よく見ると「地下足袋」を履いていたのです。万感胸に迫るというと大袈裟ですが、「ははぁ、ここは昔、やっぱり日本の領土だったんだな」と思わずにはいられませんでした。生ゴムと木綿で作られた地下足袋は現場で働くものにしかわからない良さがあり、時代が変わってもやはり良いものは捨てられないということでしょうか。
戦時中のフィルムだか写真だかに地下足袋にゲートルの日本兵が写っているのを見て「いくらなんでも兵隊が地下足袋かよ」と驚いたことがあります。しかし、写真は手を加えない限り嘘をつくはずはありません。
また、話が飛びます。こんどはそのゲートルです。
十年ほど前、フリーマーケットでほとんど未使用の戦中、戦前のゲートルを入手しました。まだ大切に保管してありますが、当時、これを、ご懇意をいただき、教えをいただいていた御年配に見せ、「これはなんのために足に巻くのですか」と質問したことがあります。そのかたは奈良県の特攻基地で一式陸攻に吊るしたロケット機「桜花」の搭乗員として辛くも終戦を迎えた人で、足に巻く理由や巻き方まで丁寧に教えていただきました。斜めに竹を編むように巻き、その紐の結び方もキチンとした決まりがあって、軍隊では何秒以内に巻かなければ容赦なく鉄拳が飛んだというから凄い時代です。モノを知らない人はたとえそれが足に巻くものだと知っても「何のために、どのように巻くのか」は知りようもありません。ただ、下からグルグル巻いて膝の下あたりで紐で結ぶというのではないんですね。そんな巻き方ではすぐにズリ落ちてしまうというのです。ところが…、わたしは半分は趣味のように日本、中国の近現代史を勉強していて、記録フィルムなども相当数、ビデオで保管していますが、そのなかに変な日本兵が出てくるのです。中国人を引きずって穴に突き落とし、上からスコップで土を掛けるかなり有名なフィルムがあるのですが、その何人もの日本兵のアップで写っているゲートルがどう見てもただのグルグル巻きなのです。さらには穴に落とされた女性が、孫文の「三民主義」を両手に持ち、その表紙を見せているシーンがあります。あれはなんどみても「やらせ」であり、蒋介石の政府が捏造したプロパガンダフィルムだと断言します。わたしはわが国の右翼陣営には絶対に加担する者ではありませんし、南京での虐殺も殺害された人の数字はともかく、当時の戦闘詳報、陣中日記、欧米人の証言等、様々な資料から完全な事実と認識していますが、奇怪なことに当時の中国ではそれらを「再現」した証拠フィルムや写真を製作して世界にバラ撒いてもいるのです。特に写真はいくらでも変造、修正が可能で、これも相当数が出回っており、こうしたものが日本の右翼ジャーナリズムに取り上げられて「虐殺はなかった」だの、「反日左翼だ、自虐史観だ」などと逆宣伝の材料にされている事実があります。戦後(解放後)の中国でも大躍進時代から「演出された」宣伝写真が随分あって惑わされます。話が長すぎました。
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