摂政殿下の台湾行啓
投稿者: unhoo 投稿日時: 2007/01/17 15:36 投稿番号: [1222 / 3149]
天皇は「行幸」、皇后、皇太子は「行啓」です。摂政殿下は皇太子であったために「行啓」が使われたのであって、もし皇太子でなくて、ほかの皇族だったら「お成り」ぐらいだったかな。
わしが小学生だった昭和一桁時代、高雄市に住んでいたが、ごくまれに「宮様」がはるばる高雄までお成りになると、全市の小、公学校の学童、中学校、高等女学校の生徒が動員されて、昼間は旗行列、夜はお泊りになる場所(寿山のふもとに、摂政殿下行啓の際に建てられた和風建築)の下の道路を、ちょうちん行列で通り、一小隊(一クラス)ごとに立ち止まって、ちょうちんを振り上げて万歳三唱する。すると、ご宿舎の前庭にはちょうちんを持った人が5,6人居て、一緒にちょうちんを振り上げる。夜だからその人たちの姿は見えなかったが、そのうちの一人が宮様なのだそうだ。
翌日の新聞によると、ちょうちん行列が延々と続くので、お傍の人が「もうお部屋にお戻りなるように」と申し上げたが宮様は「まだ行列が続いているではないか」と仰せられて、行列が終わるまで夜風の中にお立ちになって、行列のちょうちんにお応えあさばされた」とのこと。宮様という身分も楽ではないですな。
旗行列、ちょうちん行列の歌は、あらかじめ猛訓練された。そのメロディーは今でも全部思い出せるが、歌詞はほんのちょっとしか覚えていない。「・・・今日しも宮のいでましを、迎えまつれる嬉しさよ」です。その前の部分は、歌詞の意味だけはおぼえている。「宮様がおいでになったので、高砂島の浦々が喜びに沸いている」というのです。
これは メッセージ 1221 (tokyo_cachito2 さん)への返信です.
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