李朝朝鮮

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Re: 李朝朝鮮

投稿者: misako_311 投稿日時: 2006/05/15 09:18 投稿番号: [172 / 1329]
崔基鎬著:韓国史家の証言「日韓併合の真実」(ビジネス社刊、\1600.-)

まえがき
 
  李氏朝鮮はその創建から終焉まで、518年に及ぶという長寿王朝であった。日本の歴史でみれば、室町時代から明治時代まで続いた、東アジアでは稀有の王朝といえよう。
  前王朝の高麗を倒して、李氏朝鮮の始祖となったのは、李成桂であった。
  この新王朝が成立するや、李成桂は深刻なボタンのかけ違えを、いくつか犯した。その結果は「李氏朝鮮症候群」と言える様な、癒し難い宿痾に襲われる事になる。ついに李朝末期に至って、あたかも癌が体の隅々に転移する様な状態に陥った。腐朽した老木は、倒れる外無かったのである。
  その症候群の第一は、仏教を禁じる事によって棄てて、儒教の中でも最も原理主義的と言われる朱子学を、国教として採用した事である。今日、韓国を訪れた外国人は、仏教の寺院が山奥に眠っている様に存在するのを見るだろう。僧侶達は、様々な迫害を受けて、市内に存在する事が出来なかったからである。
  更に悪い事に、「事大主義」を掲げ、中国の属国に成り下がった事だった。自らを「小中華」と称し、中国に大いに事えようと言う考え方である。
  その二は、両班制度と科挙の存在である。両班は高麗時代から存在した。東班(文官)と西班(武官)より成り、官僚層を形成した。科挙を受けて官僚となったが、次第に特権化、世襲化して行く。常民と言われる農民や、商人、手工業者にも、科挙の門戸が形の上だけは開かれてはいたが、実際には閉ざされているのと同じだった。
  この結果として、階層の流動化が全く乏しく、社会が停滞して、活力が失われた。更に李朝半ば過ぎになると、官職の売買が公然と行なわれる様になり、賄賂が横行した。貪官汚吏が蔓延り、国家は朽ち果てて行った。
  国王と支配階級であった両班は、絶え間ない権力闘争に血道を上げる傍ら、農民を中心とした常民を徹底的に搾取し、国の財政が疲弊するのに、些かも顧慮する事無く、浪費と贅沢三昧に耽った。
  その三は、上は国王から、下は地方官に至るまで、血縁、地縁による閉鎖的なグループを形成した事である。わけても、李朝末期に見られる大院君と閔妃の対立は、その典型的なものであろう。両派は親露派、親清派に分かれて、血で血を洗う抗争を続けた。時には、大院君や、閔妃は、親日派にもなった。末期症状を更に悪化させたのは、国王の高宗が愚昧で酒色に溺れ、国政を一向に顧みなかった事である。
  その上、欧米列強の圧力に対しても、何等の打つ手が無かった。逸早く近代化の必要性を感じて動き始めた開化派(金玉均、朴泳孝等)は、守旧派に抹殺されて、近代産業国家への芽は摘まれてしまうのである。
  李氏朝鮮は「出口無し」の状態に陥っていた。既に国の形を失っていた。
  李氏朝鮮は中国の属国であった為に、武を軽んじたから、独立国として体裁を欠いていた。そこで国王や、両班はそれぞれ、清、露、日の強大な隣国に取り入る事しか考えなかった。自主の邦としての気概を持つ事が、全く無かった。
  日清、日露の両戦争に勝利を収めた日本が大韓帝国を支配下に収めたのは、歴史の必然であった。
  わが国の人々の多くは、日本統治が犯罪行為であった如く力説するが、それは事実を知らぬ妄説に過ぎないと、私は信ずる。あの時代を理性的に振り返って見れば、いかに日本統治が我国にとってプラスになったか、日本が真摯に朝鮮半島の近代化に努力したかを、読み取る事が出来るだろう。
  韓国には「七奪」という表現がある。日本統治のマイナスの面を手短に言うものだが、私は本書の中でその一々に就いて、反論を述べておいた。
  日韓併合の収支決算は韓民族にとって、大いなる善であった。他力本願ながら、日韓併合が韓国民を救済し、韓国に今日の繁栄を齎した。もし、韓民族が中国の属国であり続けたとしたら、或はロシアの支配下に置かれたとしたら、今日の韓国の繁栄は有り得なかった。今こそ、歴史を再検討すべき時が訪れたのだ。
  北朝鮮は、李氏朝鮮の完全なクローンである。本書が北朝鮮に就いて、理解を深める助けになる事を願っている。
  本書の出版を機に、その機会がやって来る事を、私は切に望んでいる。
 
  2003年6月   ソウルにて                      著者
 
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