>Yutirainenさん
投稿者: _Lupin_The_Fourth_ 投稿日時: 2001/05/20 13:51 投稿番号: [4574 / 60270]
鉄道については、1906年にはソウループサン鉄道(京釜鉄道)、ソウル-新義州間の京義鉄道、ピョンヤン炭坑線、平南線などがすでに完成されていました。併合期に入ってからどのように拡充されていったかについては知識がありません。
食料、医薬品、武器弾薬が朝鮮本土にどの程度供給能力があったのかは知識がありません。工場数については併合前はあまり期待できそうにありません。(これについてもあまり知識がありません。たしか併合時、朝鮮ではあまり工業は発達していなかったと記憶しています。)
軍備と補給を行うにはたしかに併合しあらゆる行政権を日本が握ることがもっとも効率的だったかもしれません。もちろんそれには朝鮮の国家主権を廃するという行為をしなければなりません。
しかし交通インフラ、軍事工場の拡充、食料、医薬品、武器弾薬のストックなどを効率的に行うために、朝鮮の植民地化が絶対に必要であったかは議論の余地があります。
交通インフラは併合前にも日本の鉄道会社が運営するものが多かったし、工場についても、併合時代にはその9割以上は日本の資本でした。日本は併合せずともその資本を朝鮮半島に自由に投下できる権利を得ればそれでこと足りたという可能性もあります。
必要性だけでなく、「軍備のために一国の国家主権を簒奪することは許されるべきことなのか」ということも、また議論の余地があることでしょう。
仮に日本は軍備のために朝鮮併合を行ったとすると、日本は「朝鮮半島の日本軍配備」と「朝鮮国の国家主権」をはかりにかけて、前者の方を価値あるものと判断したことになります。政策の一つよりも価値のないものとされた朝鮮の国家主権はいったい何とならつりあうというのでしょう?これがさらに、もし併合せずとも効率性は少し劣るが十分な軍備をすることができたのなら、朝鮮の国家主権は一つの政策を実行する際の、効率性の増加分以下の価値とみなされたということになります。
国家主権、民族自決権とはそれだけのものなのでしょうか?もし日本が、朝鮮を自国と同じくらいの重さとして考えていたのなら、日本国内の民主主義も同様に一政策の効率のために簡単に捨て去らねばなりません。日本国民からあらゆる自由を取り上げて最大効率をなすように国家が全てを統制し、富国強兵に邁進すべきだったと考えます。終戦直前にはそのような状態になっていましたが、当時の朝鮮情勢はそれほど外圧が大きかったでしょうか?
これは メッセージ 4556 (Yutirainen さん)への返信です.
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