日韓歴史論争

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チャングムの戦い22 通信使閣下の料理人3

投稿者: toapanlang 投稿日時: 2006/02/06 16:13 投稿番号: [1680 / 6952]
  彦根藩主井伊掃部頭さまと旗本伯耆典厩のすすめで、チャングムが近江で料理研究にいそしむうちに、朝鮮通信使がご城下を通りました。チャングムは合流します。
「おお、チャングム!元気であったか」
  正使の趙ガンは喜んでチャングムを迎えます。
「はい」
「うむ、それはよかった。・・・少し困ったことがあってのぉ」
  趙ガンはため息をつきます。
「なんでございましょうか?」
「わが通信使と論を交わしたいという日本人が多くてな。ほうぼうで論を交わしているのだが、なかなか論がかみ合わないことが多いのだ。次は京で大討論会をおこなうの予定なのだが、どうなることやら不安で仕方ないのじゃ」
  日本のことをよく知る趙ガンさまは本心から不安そうです。
「わかりました。わたくしがなんとかまとめてみせます!」
  胸を張るチャングム、いかなる計算があるのでしょう。

  通信使の京都での宿舎は本圀寺です。
  日朝双方が待ちに待った大討論会。朝鮮通信使からは論客として名の知れた仁江鋭、仁江毘兄弟(記録が混乱しており、2人を同一人物としている資料や片方を新しい名前で表記している資料もあります)、水軍都督(自称)として名を馳せた壹旧支、忠武公李舜臣の後裔といわれる李純信など、有名な人々が出てきました。おや、後のほうでは同じ人が声色を変えたり、服を換えたりして別人を装っているのもいますよ?
  日本側は、朱印船の研究で高名な赤城頼母、清国やオランダの事情にも詳しい鳴尾甲子庵、松前藩のアイヌに対する横暴を公儀に訴えた硬骨漢の千歳鶴中道(ちとせづる・ちゅどう)・兎亀蝸牛斎(とき・かぎゅうさい)、歩きながらでも矢立で軽妙な短文を作れる安房飛摩迅らが揃っています。

  辰の刻(午前8時)からはじまった討論は凄まじいものになりました。まともな論争もあり、スリカエ罵倒もあり、壹旧支が下ネタ罵倒をはじめて一時退室させられたりと、もはや仁義なき論争です。
「正使様、大丈夫でしょうか?」
  不安そうな従者に対して趙ガンは言い切りました。
「チャングムがいる」

  そのチャングムは早朝から厨房にこもって料理を支度しております。助手は美貌も味覚も一品という舞妓の秋風太夫と紅葉太夫です。

  さぁ、荒れに荒れる一座をどうやって鎮めるのか?通信使閣下の料理人、チャングムの打つ手はいかに?
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