チャングムの戦い 大江戸捜査網⑬
投稿者: toapanlang 投稿日時: 2006/01/19 15:58 投稿番号: [1649 / 6952]
さて、源内宅に向かったチャングム一行。源内に温かく迎えられました。あらためてチャングムの手当てを受けた金と源内の話が弾みます。
源内が厠に立った隙に、チャングムが話を切り出します。
「檀園先生、なぜ帰られないのですか?」
黙然とする金。
「先生!」
ん?なにやら異様な焦げ臭い匂いが漂ってきました。
「みなさん、この家が燃えています!」
三冬がさけびます。異常に火のまわりが激しいです。あっという間に炎につつまれました。
「早く外に出ましょう!」
大治郎がチャングムと金の手を引いて走り出します。
「待ってください!源内先生は?」
大治郎の手を振り払って奥に向かうチャングム。
振り返った大治郎が吹っ飛んで倒れます。
「くっ!」
鉄砲で狙撃されたようで、右肩から血が出ています。
「どうやら囲まれたらしいな」
小兵衛が冷静に言いました。火が燃え盛る中包囲されるという絶体絶命の状況です。チャングムが源内の手を引いて合流しました。
秋山親子、三冬といえども3人を守るだけで精一杯、しかも負傷した大治郎は剣を思うように使えません。
このままでは焼死してしまいます。危うし!チャングム一行。
数人の武士が槍をしごいて突進してきました。小兵衛と三冬は受け流しつつ袈裟切りにします。
さらにその隙を突いて負傷している大治郎に槍が襲いかかります。小兵衛と三冬の助けは間に合いません。
と、突然踊りこんできた渡世人風の男が、槍のけら首をつかんで横に流します。体勢を崩して前のめりに突っ込んできた武士に膝蹴りを食らわせました。
「俺ぁ、小弥太っていうんだ。通りかかったんで助太刀するぜ」
ん?金さんと顔が似ていますね。流し目もステキ。
助太刀を得て奮戦する一行。しかし敵は大勢、これまでの浪人風情と違って、正規の武士のようです。
2、3人がかりで小兵衛と三冬を足止めし、負傷している大治郎と小弥太に襲いかかってきたのをどうにかしのいでいます。
が、それも陽動でした。
「シッパル!」
そう叫んだ男が、チャングムを狙って剣を構えて飛びかかります!
次の瞬間、チャングムの正面に飛び出す影がありました。影の胸に剣が吸い込まれ、どおっと倒れます。その間に駆けつけた小弥太が男を殴りとばしました。
「源内先生!」
チャングムをかばって刺されたのは平賀源内でした。流れる大量の血にあわてながら、容態を診るチャングム。
「いいんだよ、チャングム。私にも手遅れだって分かっているよ」
血の気が引いた真っ青な顔で源内が笑います。無言のチャングムの頬には二筋の涙が流れます。
「心残りはいろいろあるがどうしようもない・・・ただ、私の仇を討ってほしい」
弱々しい手つきで懐から小判を25枚揃えた切り餅を取り出します。
「法では裁けない悪を討ってくれる『仕事人』ってのがいるそうです。頼みましたよ・・・」
そう言い終わると、静かに目を閉じました。
天才源内死す。まだまだピンチは続く。
さぁ、チャングムの命運やいかに!
源内が厠に立った隙に、チャングムが話を切り出します。
「檀園先生、なぜ帰られないのですか?」
黙然とする金。
「先生!」
ん?なにやら異様な焦げ臭い匂いが漂ってきました。
「みなさん、この家が燃えています!」
三冬がさけびます。異常に火のまわりが激しいです。あっという間に炎につつまれました。
「早く外に出ましょう!」
大治郎がチャングムと金の手を引いて走り出します。
「待ってください!源内先生は?」
大治郎の手を振り払って奥に向かうチャングム。
振り返った大治郎が吹っ飛んで倒れます。
「くっ!」
鉄砲で狙撃されたようで、右肩から血が出ています。
「どうやら囲まれたらしいな」
小兵衛が冷静に言いました。火が燃え盛る中包囲されるという絶体絶命の状況です。チャングムが源内の手を引いて合流しました。
秋山親子、三冬といえども3人を守るだけで精一杯、しかも負傷した大治郎は剣を思うように使えません。
このままでは焼死してしまいます。危うし!チャングム一行。
数人の武士が槍をしごいて突進してきました。小兵衛と三冬は受け流しつつ袈裟切りにします。
さらにその隙を突いて負傷している大治郎に槍が襲いかかります。小兵衛と三冬の助けは間に合いません。
と、突然踊りこんできた渡世人風の男が、槍のけら首をつかんで横に流します。体勢を崩して前のめりに突っ込んできた武士に膝蹴りを食らわせました。
「俺ぁ、小弥太っていうんだ。通りかかったんで助太刀するぜ」
ん?金さんと顔が似ていますね。流し目もステキ。
助太刀を得て奮戦する一行。しかし敵は大勢、これまでの浪人風情と違って、正規の武士のようです。
2、3人がかりで小兵衛と三冬を足止めし、負傷している大治郎と小弥太に襲いかかってきたのをどうにかしのいでいます。
が、それも陽動でした。
「シッパル!」
そう叫んだ男が、チャングムを狙って剣を構えて飛びかかります!
次の瞬間、チャングムの正面に飛び出す影がありました。影の胸に剣が吸い込まれ、どおっと倒れます。その間に駆けつけた小弥太が男を殴りとばしました。
「源内先生!」
チャングムをかばって刺されたのは平賀源内でした。流れる大量の血にあわてながら、容態を診るチャングム。
「いいんだよ、チャングム。私にも手遅れだって分かっているよ」
血の気が引いた真っ青な顔で源内が笑います。無言のチャングムの頬には二筋の涙が流れます。
「心残りはいろいろあるがどうしようもない・・・ただ、私の仇を討ってほしい」
弱々しい手つきで懐から小判を25枚揃えた切り餅を取り出します。
「法では裁けない悪を討ってくれる『仕事人』ってのがいるそうです。頼みましたよ・・・」
そう言い終わると、静かに目を閉じました。
天才源内死す。まだまだピンチは続く。
さぁ、チャングムの命運やいかに!
これは メッセージ 1642 (toapanlang さん)への返信です.
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