日韓歴史論争

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チャングムの戦い 大江戸捜査網⑫

投稿者: toapanlang 投稿日時: 2006/01/17 22:40 投稿番号: [1642 / 6952]
  場所は変わって南町奉行所。お白州には、やからどもとチャングム、包帯姿も痛々しい金弘道が座っております。
「遠山左衛門尉さま、ご出座ぁ〜」
  南町奉行遠山左衛門尉景元さまのおなりです。
「一同、面をあげい。これより吟味をはじめる。そこなる左余次郎、そなたはふだんから築地屋朝兵衛のかわら版を押し売りし、異議を意見する人々に乱暴を働いていた。相違ないな?」
「滅相もございませぬ。とんと身に覚えはありませぬ」
「ふむ、では意見してきたそこなる金弘道の長屋に押し入り乱暴狼藉を働いたのも覚えがないと申すか」
「はい。キムチだかクメチだか得体の知れない臭いにおいに抗議に行ったところ、逆にそこのガキに目潰しを食らいました。あっしらのほうが被害者ですぜ」
  やからは横目でチャングムをにらみつけます。
「お奉行様!そのとき遊び人の金さんという人が私たちを助けてくれました。金さんなら証人になってくれます」
  チャングムは精一杯の大声で訴えます。
「それじゃぁ、その金さんとやらを連れてきてもらおうかい?」
  すごむ左余次郎。
「そうだそうだ」「証拠にならんぞ」仲間のやからも気勢を上げます。

「やかましい!金さんに会わせてやるから、とくと見ろぃ!」
  遠山は一喝して片肌脱ぎになります。右肩にはあの桜吹雪が!
「遊び人の金さんたぁ俺のことよ。この桜吹雪がすべてお見通しだぜ!」
「ははぁー」
  一同平伏します。

  救われた上に、見舞金までもらったチャングムと金が奉行所から出てきました。
「無事でよかったです」
「私たちが油断したせいだ。申し訳ない」
  三冬と大治郎の声は対照的です。
「いいえ、私が軽はずみなことをしたせいですわ。みなさんすいませんでした」
  深々と頭を下げるチャングム。賠償汁だの謝罪汁なんてことは口にしません。
「チャングム、源内先生の家に寄ってくれないか?安藤さん(司馬江漢)から聞いた諸国物産について質問したいことがあるニダ」
  金の望みで、平賀源内宅に寄ることになりました。

  江戸市中の唐津藩下屋敷。年老いた武士が一人います。
「崔天宗さまが戻ってこられました」
  側近の報告を受け、ちっ、と舌打ちします。
「面目ないでスムニダ」
  入ってきた男は悔しそうに報告します。
「食い詰め浪人を雇うからまた失敗するんだ。ったく、情けない」
  老武士は扇子で、男の額を軽く打ち、苦い口調で続けます。
「朝鮮通信使の一員であるお主らが横流しする高麗人参を売りさばけるのは、このわし、野中右京大夫が奉行所を抑えているからなのだぞ」
  男は恐縮しております。
「その上前を水野越前守さまに献上すれば、この藩屋敷を使っていることにも目もつぶってくれる。あの方は出世のためには遠国である唐津より江戸に近い国への国替えを望んでらっしゃるからな。工作資金はいくらでも入り用じゃ。・・・ところで、そのチャングムとやらはたしかに隠密だと申すのだな?」
「はっ。ウリナラの隠密『暗行御史(アンメンオサ)』だとにらんでおります。高麗人参の横流しを探知されないうちに、今度こそ片づけます」

  ついにあらわれた巨悪!
  そして、金先生はなぜ帰国しようとしないのか?
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