続き
投稿者: J_Fooker 投稿日時: 2001/12/12 03:05 投稿番号: [1528 / 9237]
>貧困国の国債などを買うなりして、カネだけじゃなく口も人も出す
貧困国の国債は、リスクの非常に大きな資産です。そのリターンを期待値(約束されている受取額×受け取れる確率)で考えると、それほど割のよい資産とは言えません。
投資家が積極的に貧困国の国債を買わないのは、それが紙切れになる恐れがあるからです。
また、外債購入は一種の貯蓄(日本の国債を購入した場合には国内投資につながる)ですが、これは先の説明の通り景気回復には役に立ちません。
マクロ経済には恒等式として、
S−I=X−M
S:貯蓄、I:投資、X:輸出、M:輸入
の関係が成り立つので、Sが増えても、経常黒字が増えるだけです。
デフレからの回復のためにはIが増える必要があります。
(消費増大は乗数効果を通じてIを増大させる)
外債購入が、国債発行国の厚生を増大させるかどうかは、その国債に基づく投資の効率性にかかっています。また、国債は株式と異なりリターンは一定額に決まっているため、為替変動とデフォルト以外では期待値は変化しません。
(国内債なら為替変動ではなくインフレ率)
なお、昭和恐慌からの回復は、
1.金本位制停止による為替相場の下落(国債競争水準の回復)
2.金利の大規模な引き下げ
3.財政支出増大
によってもたらされたものです。
これは、高橋是清が典型的なケインズ政策を用いたことを示しています。
以上、お説に対する経済学からの回答。
否定形ばかりになってしまいましたが、悪意でしたことではないのでご容赦ください。
これは メッセージ 1525 (paminami00 さん)への返信です.
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