解説:斜め上の雲 42(中編)
投稿者: toapanlang 投稿日時: 2006/06/13 20:00 投稿番号: [1565 / 2847]
>朴は、当時の韓国人の民度を信じていなかった。今の民度なら金をもらっただけで安逸に流れてしまい、なにもうまないであろう。近代国家建設こそが急務である、と酷薄なまでに考えぬき、急速かつ堅実な経済発展による国家建設をおこなうために使用した。しかもかれ自身の懐には一銭もいれていないという点で、特定アジアの統治者に共通する悪癖からはまぬかれている。このあたりは民権をあとまわしにして有司専制に徹した大久保利通に似ているとはいえる。
>現代からみて、朴の行為を非難するのはたやすい。
しかし、もし額面どおりに資金が使用されていれば、経済発展がありえただろうか。筆者はその点を疑問に思わざるをえない。
余談ながら、大久保は富国強兵による近代化をなしとげたときに自由民権を振興するという青写真をもっていたふしがあるが、朴は韓国が発展し民度があがったときには、民主化をどうあつかうつもりであったのだろうか。
民度に対する不信感は、くやしく情けない話ではあったのでしょうが、仕方のないことであったのだろうと思います。
朴が62年に出した著書『韓民族の進むべき道』ではこうあるそうです。そこまで言うかぁ!と思ったりもしましたが。
>朴正煕の自民族や自文化に対する眺めがいかに否定的なものであったかは『韓民族の進むべき道』(六二年)という著書に明らかである。彼がそこで韓国人の特徴としてあげたのは「利己主義」「傍観主義」「虚勢」「党派意識」「特権意識」「自主精神の欠如」「民族愛の欠如」「開拓精神の欠如」「企業心の不足」「アイデアの不足」「退廃した国民道義」「怠惰と不労所得観念」「奴隷的な屈従の固まり」といった一連の否定的属性であり、韓国社会の特徴としてあげたのも「法よりも腕力の強い者が勝つ世の中」「弱く金もコネもない者は生きていけない不平等社会」「姑息、怠惰、安逸、日和見主義に示される小児病的な封建社会」「情実人事、猟官運動、貪官汚吏、不正蓄財が当然と考えられる価値が転倒した社会」といった否定的性格である。彼はだからこの国には「革命」や「改造」「再建」「更正」「手術」「反省」が必要だと考え、それを実践したのである。
『日本(イルボン)のイメージ』 鄭大均 中公新書
具体的な記述については次回であげます。
>現代からみて、朴の行為を非難するのはたやすい。
しかし、もし額面どおりに資金が使用されていれば、経済発展がありえただろうか。筆者はその点を疑問に思わざるをえない。
余談ながら、大久保は富国強兵による近代化をなしとげたときに自由民権を振興するという青写真をもっていたふしがあるが、朴は韓国が発展し民度があがったときには、民主化をどうあつかうつもりであったのだろうか。
民度に対する不信感は、くやしく情けない話ではあったのでしょうが、仕方のないことであったのだろうと思います。
朴が62年に出した著書『韓民族の進むべき道』ではこうあるそうです。そこまで言うかぁ!と思ったりもしましたが。
>朴正煕の自民族や自文化に対する眺めがいかに否定的なものであったかは『韓民族の進むべき道』(六二年)という著書に明らかである。彼がそこで韓国人の特徴としてあげたのは「利己主義」「傍観主義」「虚勢」「党派意識」「特権意識」「自主精神の欠如」「民族愛の欠如」「開拓精神の欠如」「企業心の不足」「アイデアの不足」「退廃した国民道義」「怠惰と不労所得観念」「奴隷的な屈従の固まり」といった一連の否定的属性であり、韓国社会の特徴としてあげたのも「法よりも腕力の強い者が勝つ世の中」「弱く金もコネもない者は生きていけない不平等社会」「姑息、怠惰、安逸、日和見主義に示される小児病的な封建社会」「情実人事、猟官運動、貪官汚吏、不正蓄財が当然と考えられる価値が転倒した社会」といった否定的性格である。彼はだからこの国には「革命」や「改造」「再建」「更正」「手術」「反省」が必要だと考え、それを実践したのである。
『日本(イルボン)のイメージ』 鄭大均 中公新書
具体的な記述については次回であげます。
これは メッセージ 1564 (toapanlang さん)への返信です.
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