古えは隠州が北西限か(8)
投稿者: torezojp 投稿日時: 2005/07/31 05:12 投稿番号: [10277 / 18519]
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
4.他の解釈への反論】
他の解釈の根拠についての反論を載せます。
【4.1 此州を竹島、または竹島と松島とする解釈の根拠について】
(1) 朝鮮への渡航は対馬経由に限定されていた
>当時、いわゆる鎖国政策により朝鮮への渡航は対馬経由に限られていたにもかかわらず、隠岐を経由した竹島への渡海事業が盛んだった。隠州視聴合紀の著者もそのことを知っていたのだから、竹島を日本と思っていた筈だ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(反論)
>これは、竹島を朝鮮領と思っていなかった根拠にはなっても、日本領と思っていた根拠にはなりません。竹島のことを「日本の影響下にあるが日本とは呼べない無人島」のように認識していたとしても、上のことと矛盾しません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
〜ということは、日本領と思っていたことになる。当時の知識人はハムレットではない。郡代になる程の上級武士は公家的人物では務まらないのだよ。大石内蔵助のような人物は珍しくない時代だ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(2) 隠州を基点に各方位を記述した文脈
>段落Bでは隠州を基点に各方位にある国内要地への距離を示している。竹島と松島はその文脈の中で紹介されているのだから、国内と認識されている。
(反論)
>段落Bは単に隠州を基点に各方位にある土地への距離を示しているだけで、そこが国内か国外かは述べていません。国内か国外かの問題については段落C で説明しています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
隠州視聴合紀は隠州について記述した文書であり、隠州のことだけが書かれています。したがって、「以此州為限矣」も隠州についての記述と解釈するのが妥当です。( # 10267)
と言うことは竹島、松島は隠岐に属して国内と云うに等しいわな。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(3)「見高麗如自雲州望隠岐 然則日本之乾地 以此州為限矣」という文脈
>林子平の地図などから分かるように「見高麗如自雲州望隠岐」は、竹島についての記述である。この文は、竹島が朝鮮と向かい合う位置にある島であり、したがって、そこまでが日本の土地であることを示している。そして、この文を受けて「然則日本之乾地 以此州為限矣」と述べているのだから、日本の北西の限りとされる「此州」は竹島のことである。
(反論)
>まず、3.3で述べたように、蛸木浦の節の「此州」の使われ方を考えた場合、「此州」が竹島を指すことはほとんどあり得ません。
此島を松島と読んで意味が通じないとは云えないことは先述の通りだよ。
>次に、竹島が朝鮮と向かい合うという記述は、竹島が朝鮮でないことを示すかもしれませんが、必ずしも竹島が日本であることを示すとは言えません。竹島を朝鮮でも日本でもない島と考えていたとしてもこの記述と矛盾しません。
亦蒸し返す。脳内スパゲティだな。付き合いきれない。同じことを繰り返すのは愚老の趣味でない。
>更に「見高麗如自雲州望隠岐」は、竹島が朝鮮に近くて日本の土地とは言い難いことを示すものと考える方が適切です。また「然則日本之乾地 以此州為限矣」は、「見高麗如自雲州望隠岐」だけでなく「此二島無人之地 見高麗如自雲州望隠岐」という二つの文を受けた記述と考えることが妥当です。そうでないと「此二島無人之地」が本文として書かれている意味が理解できません。詳しくは、3.4で紹介した過去メッセージに書きました。
先に、距離的に近い遠いは領域権原とは関わりがないことを、互いに確認したばかり。蒸し返し。脳内スパゲティ。
>なお、「見高麗如自雲州望隠岐」が竹島だけについて述べたものか、竹島と松島について述べたものかは議論の余地がありますが、結論には影響しないので今は問いません。
松島(現・竹島)からは、朝鮮は歴々と見えない。
(4) 「神書所謂五十猛」の記述
>テクストによっては、(B6b)に続いて「按、神書所謂五十猛」という注が書かれている。これは、磯竹島の語源を日本神話に求めており、日本の土地であるという認識を示している。
(反論)
>そもそも日本領する根拠としては弱い主張です。さらに、この割注は後世に挿入された可能性が高いと思います。
論証も検証も現在は不可能だし重要とも思えない点で共通する。
○詳細
#9600 「隠州視聴合紀の「五十猛」」
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1835396&tid=cddeg&sid=1835 396&mid=9600
4.他の解釈への反論】
他の解釈の根拠についての反論を載せます。
【4.1 此州を竹島、または竹島と松島とする解釈の根拠について】
(1) 朝鮮への渡航は対馬経由に限定されていた
>当時、いわゆる鎖国政策により朝鮮への渡航は対馬経由に限られていたにもかかわらず、隠岐を経由した竹島への渡海事業が盛んだった。隠州視聴合紀の著者もそのことを知っていたのだから、竹島を日本と思っていた筈だ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(反論)
>これは、竹島を朝鮮領と思っていなかった根拠にはなっても、日本領と思っていた根拠にはなりません。竹島のことを「日本の影響下にあるが日本とは呼べない無人島」のように認識していたとしても、上のことと矛盾しません。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
〜ということは、日本領と思っていたことになる。当時の知識人はハムレットではない。郡代になる程の上級武士は公家的人物では務まらないのだよ。大石内蔵助のような人物は珍しくない時代だ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(2) 隠州を基点に各方位を記述した文脈
>段落Bでは隠州を基点に各方位にある国内要地への距離を示している。竹島と松島はその文脈の中で紹介されているのだから、国内と認識されている。
(反論)
>段落Bは単に隠州を基点に各方位にある土地への距離を示しているだけで、そこが国内か国外かは述べていません。国内か国外かの問題については段落C で説明しています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
隠州視聴合紀は隠州について記述した文書であり、隠州のことだけが書かれています。したがって、「以此州為限矣」も隠州についての記述と解釈するのが妥当です。( # 10267)
と言うことは竹島、松島は隠岐に属して国内と云うに等しいわな。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(3)「見高麗如自雲州望隠岐 然則日本之乾地 以此州為限矣」という文脈
>林子平の地図などから分かるように「見高麗如自雲州望隠岐」は、竹島についての記述である。この文は、竹島が朝鮮と向かい合う位置にある島であり、したがって、そこまでが日本の土地であることを示している。そして、この文を受けて「然則日本之乾地 以此州為限矣」と述べているのだから、日本の北西の限りとされる「此州」は竹島のことである。
(反論)
>まず、3.3で述べたように、蛸木浦の節の「此州」の使われ方を考えた場合、「此州」が竹島を指すことはほとんどあり得ません。
此島を松島と読んで意味が通じないとは云えないことは先述の通りだよ。
>次に、竹島が朝鮮と向かい合うという記述は、竹島が朝鮮でないことを示すかもしれませんが、必ずしも竹島が日本であることを示すとは言えません。竹島を朝鮮でも日本でもない島と考えていたとしてもこの記述と矛盾しません。
亦蒸し返す。脳内スパゲティだな。付き合いきれない。同じことを繰り返すのは愚老の趣味でない。
>更に「見高麗如自雲州望隠岐」は、竹島が朝鮮に近くて日本の土地とは言い難いことを示すものと考える方が適切です。また「然則日本之乾地 以此州為限矣」は、「見高麗如自雲州望隠岐」だけでなく「此二島無人之地 見高麗如自雲州望隠岐」という二つの文を受けた記述と考えることが妥当です。そうでないと「此二島無人之地」が本文として書かれている意味が理解できません。詳しくは、3.4で紹介した過去メッセージに書きました。
先に、距離的に近い遠いは領域権原とは関わりがないことを、互いに確認したばかり。蒸し返し。脳内スパゲティ。
>なお、「見高麗如自雲州望隠岐」が竹島だけについて述べたものか、竹島と松島について述べたものかは議論の余地がありますが、結論には影響しないので今は問いません。
松島(現・竹島)からは、朝鮮は歴々と見えない。
(4) 「神書所謂五十猛」の記述
>テクストによっては、(B6b)に続いて「按、神書所謂五十猛」という注が書かれている。これは、磯竹島の語源を日本神話に求めており、日本の土地であるという認識を示している。
(反論)
>そもそも日本領する根拠としては弱い主張です。さらに、この割注は後世に挿入された可能性が高いと思います。
論証も検証も現在は不可能だし重要とも思えない点で共通する。
○詳細
#9600 「隠州視聴合紀の「五十猛」」
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1835396&tid=cddeg&sid=1835 396&mid=9600
これは メッセージ 10276 (torezojp さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1835396/cddeg_1/10277.html