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イ・ヨンフン教授の新刊

投稿者: chaamiey 投稿日時: 2007/06/03 09:54 投稿番号: [5800 / 7270]
<大韓民国物語>

ニューライト・ポリズン   No.34611    チェ・ホンジェ    2007/06/01
http://newpol.co.kr/cafebbs/view.html?gid=main&bid=cat_05&pid=34611

             (翻訳)

   1987年には「解放前後史の認識」を怒りをもって読んだが、2007年には、「大韓民国物語」を感動をもって読みました。

  「解放前後史の認識」は、私が二十歳になるまでそのように愛した大韓民国は、実は、親日派が米帝国主義を後ろ盾にして、民族分断を企てながら立てた不義の国だと、私に、そして私たちの世代に語りました。光州事件が憤怒の出発点だとすれば、「解放前後史の認識」は怒りの内容を構成して来たのです。

   世に「第2の建国」と言われた過去10年間は、実は、「解放前後史の認識」の主張が、民主化世代の認識だけでなく大韓民国を踏み躪った期間であったと言っても過言ではなさそうです。大韓民国が生きて来た過程を「正義が敗れた歴史」と規定して、マフィア独裁者金正日に対しては屈辱的追従が横行したのも、すべてこの 「解放前後史の認識」の呪縛と異なるものではないでしょう。この呪いと適当に妥協した振りをしながら先進化と北韓の人権を語ることは最初から不可能なことでした。この呪縛を治療しないまま成り立つ政権の交替は、巨大な誤認の海を避けるのでなく船の船長だけを変えるようなものです。

   イ・ヨンフン教授が、2006年に刊行された「解放前後史の再認識」を土台として、「大韓民国物語」を出刊しました。呪縛を解くための教授の学者的良心と勇気と愛が始めから終わりまで一杯です。

   彼は、この本で、事実を持って神話に挑戦します。大韓民国の痛みをかばい、韓半島に歴史上初めて出現した近代国家としての大韓民国を限りなく愛し、誇ります。タブーの対象だった民族主義の暴力に、知識人として敢然と対峙します。民衆のためだと言うあれこれの革命が人民を押し潰したように、民族を破壊する民族主義の二律背反を告発していますね。自由な個人が民族や近代国家の一番基礎的な構成要素だから、その「個人」から出発して歴史を見渡しています。

   高麗の滅亡が朝鮮(翻訳者注:李氏朝鮮王朝の意と思われ)だけの責任であるとは言えません。朝鮮だけに責任を問えば、高麗の悲劇を正確に把握することができないですね。朝鮮王朝封建の滅亡もそうだと言えます。それでこそ歴史の流れを正確に読み出して教訓を捜すことができると言いますね。彼は、そのことを、足と汗で捜し出した古文書の中の人民たちの声と数値で証言します。

   我々皆が慣れてしまった日帝の神話に対しても同じです。土地収奪、米収奪、女性掠奪その他諸々の虚構に対しても、事実をあげて修正します。帝国主義そのものだけでも充分に糾弾に価するのに、どうして虚構を作ってまでそこに押し込めなければならないのかという尤もな反問をします。日帝が永久併合しようと各種の近代的制度と教育を朝鮮に取り入れたが、それが日帝にとって両刃の剣になったことも指摘します。近代的人民たちが帝国主義を認めることができなくなったということです。

   この指摘は、朝鮮の場合だけではなくすべての場合に妥当します。ホー・チ・ミン、訒小平、ノシン、李承晩等々、近代的改革家や革命家たちの多くは、帝国主義時代に帝国主義から近代教育を受けました。留学派ではなくても近代学問で武装して、自由と人権、革命を追求するのは同じでした。イ・ヨンフン教授の植民地的近代化の主張は、まさにこの事実に立っていると思います。

(続く)
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