Re: 朝P特集
投稿者: trip_in_the_night 投稿日時: 2006/08/25 02:08 投稿番号: [4415 / 7270]
閉塞感、愛国に拍車
戦後、軍政を経験し、今も分断国家の現実を生きる韓国では、ナショナリズムの形も、国のありようを反映している。
ソウルの日本大使館の前では、折に触れ、様々なグループが日本への抗議活動を行っている。学生団体、元軍人たち、韓国人元慰安婦・・・。韓国では、保守、革新を問わず、「反日」が共有された前提となっている。
東大大学院情報学環助手の玄武岩(ヒョンムアン)さんは、韓国のナショナリズムには2種類あると説く。ひとつは、軍事政権の流れをくみ、反北朝鮮で国家主義的な「近代化ナショナリズム」。もうひとつは民主化闘争を担い、南北統一を目指す「民主化ナショナリズム」だという。
「韓国では軍事独裁政権を打倒した民主化勢力が、民族主義を支えに運動してきた。日本のように市民派イコール反ナショナリズムという構図が成り立たない」
双方のナショナリズムが共に危うい方向へ向かったのが、胚性肝細胞(ES細胞)論文を捏造した教授を国民全体が擁護した事件だった、という。「民主化を基盤としていても、ナショナリズムは結局、同じ方向を向く恐れがある」
ソウルデジタル大学の李明元(イミョンウォク)教授は、日本の「右傾化」傾向に似た現象が韓国でも起きている、と指摘する。
李教授は「民主主義勢力を批判して戦後の軍事独裁政権を再評価する動きで、『自虐史観』『自由主義』などの言葉も日本と同様に使われている」と話す。
韓国でも若年失業者が増えている今、現実への不満や不安から、愛国主義に走る層が生まれかねないことを李教授は心配している。
「今はまだ少数派だが、出口の見えない閉塞感から国家主義へと引き寄せられる若者たちがネットを中心に現れ始めている」(了)
これは メッセージ 4413 (trip_in_the_night さん)への返信です.
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