辛淑玉
投稿者: kon8823 投稿日時: 2001/05/08 17:35 投稿番号: [4011 / 35788]
帰化手続きの同化主義的な性格やその不透明性を批判したものに、たとえぱ辛淑玉氏と佐高信氏の次のような対談がある。
佐高 あなたは福島瑞穂さんとの対談のなかで、帰化するという言葉について語っていましたね。
辛 「帰化」という言葉は中国の言葉で、王家に対して野蛮な民草が帰依するということです。これを使っている日本の法務省もなかなかたいしたものですね。
私は何度も帰化したいと思ったのですが、そもそも、申請書をとることからして大変なんです。
とっても、申請して帰化できるかどうかはまた次の話。帰化の書類が通って、最後にくるのが公安の調査です。
申請書類をとりに行くときに、まず最初、女に対して最大限の侮蔑を始める。たとえぱ、韓国の人は偽装結婚したりとかナントカでと、延々と始まる。それに、たとえぱ駐車違反でもしていると、その後五年間かなんか、申請ができない。それから税金を五年間納めていること、会社をやっているなら会社が五年間経常利益があること、いろいろ条件がついてくる。
佐高 赤字ならだめということ?
辛 もちろんそうですよ。だって、日本の国にメリットになる人間しか帰化できませんから。
そういうことをザーッといわれて、申請書類がほしいと言うと、次に紙を出してきて、「日本語読めますか」とくる。「いま日本語しやべってたじゃないかよ」とか思うけれども。そしてここにある当用漢字でお名前をつくってくださいというのです。すると「辛」も「淑」も「玉」もあるわけです。で、私が「『辛淑玉』のままでどうでしょうか」というと、「いや、これではちょっと…」というのです。では「カラシヨシタマ」でどうでしょうかとかいったんです。そうしたら、向こうはムッとして、パタパタと書類を全部たたんでしまう。何かなと思ったら、「あなたはよき日本人になろうとする意思が感じられない」というのです。
つまり最初からへりくだっていかなければ書類さえもらえない。結局私は申請をしなくて今日に至っているのです。ルールがなくて、法務大臣の裁量権なんです。あいつの手のうちに私の人権があるわけです。
この国は、義務を負うときは国民にしてくれる。しかし権利と言ったときには国民から外す。
植民地支配の名残りである日本名をいまだに引きずって生きざるをえないのは在日朝鮮人だけです。ここには法律も人権のルールも何もない。奴隷の子孫が奴隷のように生きているだけです。
日本の、私たちに対する政策は何なのかといったら、無視、放置、排除、追放です。無視してそのまま放置し、死んでくれなければ排除する。これが日本国憲法下において行われているマイノリティーの人権です〉(「日本国憲法の逆襲」『世界』二○○○年二月号)
佐高 あなたは福島瑞穂さんとの対談のなかで、帰化するという言葉について語っていましたね。
辛 「帰化」という言葉は中国の言葉で、王家に対して野蛮な民草が帰依するということです。これを使っている日本の法務省もなかなかたいしたものですね。
私は何度も帰化したいと思ったのですが、そもそも、申請書をとることからして大変なんです。
とっても、申請して帰化できるかどうかはまた次の話。帰化の書類が通って、最後にくるのが公安の調査です。
申請書類をとりに行くときに、まず最初、女に対して最大限の侮蔑を始める。たとえぱ、韓国の人は偽装結婚したりとかナントカでと、延々と始まる。それに、たとえぱ駐車違反でもしていると、その後五年間かなんか、申請ができない。それから税金を五年間納めていること、会社をやっているなら会社が五年間経常利益があること、いろいろ条件がついてくる。
佐高 赤字ならだめということ?
辛 もちろんそうですよ。だって、日本の国にメリットになる人間しか帰化できませんから。
そういうことをザーッといわれて、申請書類がほしいと言うと、次に紙を出してきて、「日本語読めますか」とくる。「いま日本語しやべってたじゃないかよ」とか思うけれども。そしてここにある当用漢字でお名前をつくってくださいというのです。すると「辛」も「淑」も「玉」もあるわけです。で、私が「『辛淑玉』のままでどうでしょうか」というと、「いや、これではちょっと…」というのです。では「カラシヨシタマ」でどうでしょうかとかいったんです。そうしたら、向こうはムッとして、パタパタと書類を全部たたんでしまう。何かなと思ったら、「あなたはよき日本人になろうとする意思が感じられない」というのです。
つまり最初からへりくだっていかなければ書類さえもらえない。結局私は申請をしなくて今日に至っているのです。ルールがなくて、法務大臣の裁量権なんです。あいつの手のうちに私の人権があるわけです。
この国は、義務を負うときは国民にしてくれる。しかし権利と言ったときには国民から外す。
植民地支配の名残りである日本名をいまだに引きずって生きざるをえないのは在日朝鮮人だけです。ここには法律も人権のルールも何もない。奴隷の子孫が奴隷のように生きているだけです。
日本の、私たちに対する政策は何なのかといったら、無視、放置、排除、追放です。無視してそのまま放置し、死んでくれなければ排除する。これが日本国憲法下において行われているマイノリティーの人権です〉(「日本国憲法の逆襲」『世界』二○○○年二月号)
これは メッセージ 1 (kim20OO さん)への返信です.