文脈原理など参考に
投稿者: tihaya3 投稿日時: 2001/03/05 04:15 投稿番号: [1689 / 35788]
mememe1212さんはよくご存知だと思いますが、事実と真実にはこんな話もあるということで、参考に。
第一次大戦が終わった後で世の中に出た思想で、文脈原理というものがあります。
言葉は単独では意味をなさず、文脈でしか捉えれらないという法則なんですが、ご存知でない方もおられるでしょうから。
自由という抽象語を辞書で引くと、始めに以下のように書いてありました。
(1)〔freedom; liberty〕他からの強制・拘束・支配などを受けないで、
自らの意志や本性に従っている・こと(さま)。自らを統御する自律性、内
なる必然から行為する自発性などがその内容で、これに関して当の主体の能
力・権利・責任などが問題となる。
始めの定義に出てくる所でさえ、「強制」、「拘束」、「支配」、「自らの意志」、「本性に従っている」、「自らを統御する自律性」、「内なる必然から行為する自発性」、「能力」、「権利」、「責任」という言葉が出てきました。この言葉を展開するとまたもや別の単語が出てくるでしょう。おそらくこのまま無限大ループに入る筈です。
真理は人間には知ることが出来ないという説が哲学的にあるようですが、その理由の一つとして、この単語を展開すると別の単語を展開しないといけないという無限大地獄から人間は逃れられないからであるという説をいう哲学者もおるようです。
全ての概念を、それもいまだに人間に知られていない概念も含めて全てを知った上で、意味を理解するのは限られた能力の人間には出来る事ではない、まるで無限大の数を数える事を人間が出来ないし、そんな事は意味がないのと同じであると。
意味がないという観点から真理とは不要なものであるという説を展開する哲学者もいるようです。でも現実主義者の私はそんな立場は取りません。
人間の理解とは始めに概念の把握から始まるという説があり、概念の把握ですから、これは始めから誤解や偏見から理解が始まる可能性が高いですね。万能でない神でない生身の人間ですから、誤解や偏見から始まるのも仕方がないでしょう。
誤解が前提ですが、普通の人は始めに理解した概念を他の概念と比較対照しながら、より正しい方向へ進んで行くのでしょう。これが本当の勉強で実はだから人類は常に進歩をしているし、同じ失敗をなんども繰り返しているのだと私は思っています。
これは メッセージ 1682 (mememe1212 さん)への返信です.
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